耳管開放症にきく漢方薬とは?私が試した3つの漢方薬を紹介!

耳管開放症

5、6年ほど前、私は「耳管開放症(じかんかいほうしょう)」になりました。

実はこの病気は、なかなか治りません。

ここ最近は、週末の午後は寝込むこともあります。

手に力が入らず、2回ほどスマホが手から滑り落ちたこともあります。

はじめは、こんな症状からでした。

・体がだるい

・気持ちが悪い

・手に力が入らない

・たまに、日常生活がままならないようになる

・耳の中に何かがいるような感覚

なんとも言えない不快感が長い間続いていました。

病院にいっても原因がわからず、いろんな病院にいきました。

とある耳鼻咽喉科で、「耳管開放症(じかんかいほうしょう)」であるとようやく診断されました。

病名がわかるのは、ありがたいことです。

対処法がわかるのですから。

そのとき処方されたのは「加味帰脾湯(かみきひとう)」です。

しかし、当時は全く改善されず、その後、別の病院で、2つの漢方薬を処方してもらいました。

それから5年以上もの間、耳管開放症の治療をし続けている私が実際に試した3つの漢方薬の話をいたします。

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耳管開放症(じかんかいほうしょう)とは?

耳管開放症とは?

「耳管開放症」とは、耳の奥と鼻の奥とつながっている管(耳管)が開きっぱなしになるために起こる病気です。

症状としては、耳がふさがった感じがしたり、自分の声が耳に大きく響いたりします。時にはめまいや軽い難聴が起こったりします。

原因は、ストレスや、急激な体重減少、妊娠中などがあげられています。

対処法は、頭を下にしたり、お風呂に入ると一時的に良くなります。

男性の場合

・末梢循環の障害(頭痛、手足の 冷え、たちくらみなど)

・精神面の障害(気力や神経質など)

女性の場合

・睡眠障害(寝付き、眠りの深さなど)

・末梢循環の障害(顔色、たちくらみなど)

・精神面の障害(疲労感や神経質など)

参照:金沢市立病院 耳鼻咽喉科 石川滋氏「耳管開放症ホームページ」より

耳管開放症治療の3つの漢方薬

3つの漢方薬

私は、5、6年ほど前に「耳管開放症」と診断されました。

そのときから今までに処方された漢方薬は3種類あります。

①加味帰脾湯(かみきひとう)

②当帰勺薬散(とうきしゃくやくさん)

③葛根湯(かっこんとう)

処方された順番でご紹介いたします。

加味帰脾湯(かみきひとう)

《効能》

貧血、不眠、精神不安などの症状を改善する漢方薬です。
虚弱体質で血色の悪い人に用います。

《副作用》

発疹、じんましん、食欲がない、気持ち悪い、下痢、低カリウム血症、血圧上昇、むくみ、脱力感、手足のけいれん、感覚が鈍い等が現れることがあります。

耳菅開放症に一番よく効果があるといわれている漢方薬です。

耳鼻科専門の病院で「耳管開放症」と診断されたとき、一番はじめに「加味帰脾湯(かみきひとう)」を処方されました。
2~3週間ほど飲みましたが、改善されず、副作用の脱力感などが強く出ました。

 

※私は、医療用の加味帰脾湯(ツムラ)を医師から処方されていました。
ドラッグストアなどで購入できるのは、上記のタイプですね。
必ず、医師と相談して服用されるようにしてください。

次の診察のときに医師から「どうだ、楽になっただろう」と言われました。

「あまり変わらない」と答えると「精神科にいけ」と早い段階で匙を投げられました。

当帰勺薬散(とうきしゃくやくさん)

《効能》

貧血、倦怠感、動悸、更年期障害(貧血、冷え、頭痛、めまい、肩こり等)、月経不順(月経痛、冷え等)、妊娠中の諸病(浮腫、習慣性流産、痔、腹痛) を改善する漢方薬です。

《副作用》

発疹・発赤、かゆみ、食欲がない、胃部不快感等が現れることがあります。

更年期障害に効果があるといわれている漢方薬です。

はじめに「耳管開放症」と診断した医師の対応が、私には合わなかったので、いくつか病院を変えました。

最終的にたどりついたのが、とある総合病院の耳鼻咽喉科です。

平成26年の秋です。

そこで、加味帰脾湯は私には効かなかった旨を伝えたところ、処方されたのが「当帰勺薬散(とうきしゃくやくさん)」でした。

 

※私は、医療用の当帰勺薬散(ツムラ)を医師から処方されていました。
ドラッグストアなどで購入できるのは、上記のタイプですね。
必ず、医師と相談して服用されるようにしてください。

耳管開放症には加味帰脾湯(かみきひとう)が一番効果があるといわれていますが、当帰勺薬散(とうきしゃくやくさん)も一度試してみてくださいということで、何か月間か期間を分けて3回試しました。

結局、体は楽にはなりませんでした。

葛根湯(かっこんとう)

《効能》

頭痛、発熱、悪寒、肩こり、風邪、湿疹、じんましんの症状を鎮め、目や耳、鼻、のど、乳房、肩などの痛みや炎症を抑える漢方薬です。
体を温め、発汗を促し、こりをほぐします。

《副作用》

発疹、かゆみ、不眠、多汗、動悸、食欲がない、気持ちが悪い、尿が出にくい、低カリウム血症、血圧上昇、むくみ、脱力感、手足のけいれん・感覚が鈍い、肝機能検査値異常等が現れることがあります。

首や肩などの筋肉を和らげる効果があるといわれている漢方薬です。

当帰勺薬散(とうきしゃくやくさん)では、改善できなかったということで、次に処方されたのが「葛根湯(かっこんとう)」です。

「葛根湯って風邪のひきはじめ用だよね?」と思いました。

実は葛根湯は肩こりに効果があります。

「耳管開放症とどう関係があるの?」

その当時は「耳管開放症」のほかに「ストレートネック」の症状やもともとあった「低血圧」などの症状がありました。

「あなたの症状は、どれかがよくなれば改善できるものではない。まずは、首のコリを改善してみよう。」

医師からの提案で「葛根湯」を飲むようになりました。

「葛根湯」を飲み始めて3年近くなります。

特効薬ではありませんが、不快な症状が和らぐこともありました。

以前は、毎日3回飲んでしましたが、最近では、医師の指導のもと、つらいときだけ飲むようにしています。

 

※私は、医療用の葛根湯(ツムラ)を医師から処方されていました。
ドラッグストアなどで購入できるのは、上記のタイプですね。
必ず、医師と相談して服用されるようにしてください。

それでも症状が改善されないときには、私の場合、週末に「デパス錠」という安定剤も使い、強制的に体を休ませます。

デパス錠って何?

デパス錠

精神安定剤(抗不安薬)の一つです。

《効能》

不安や緊張、心理的な要因による体の不調を和らげたり、筋肉の緊張をほぐす薬です。
脳に働き、神経の興奮を抑える物質(GABA)の作用を強めます。

《副作用》

眠気、ふらつき、体がだるい、脱力感、めまい、うまく歩けない、頭痛、頭が重い、言語障害、不眠、口が乾く、気持ちが悪い、吐き気、発疹、疲れやすい、立ちくらみ、食欲がない、便秘等が現れることがあります。

《注意事項》

アルコールにより薬の作用が増強することがあるので、飲酒は控えてください。

眠気、注意力・集中力・反射運動能力等の低下が起こることがあるので、車の運転や危険な作業は避けてください。

「デパス錠」を知ったきっかけは、耳管開放症と診断される前です。

いくつかの病院をまわった中で心療内科があり、そこで処方されました。

医師の診断のもと1日1錠を10日ほど飲んでいました。

デパス錠には「身体を休ませよう」とする効果があるため、家事育児や仕事がまともにできなくなり、止めました。

止めるときも医師の診断のもと1日1錠から2日で1錠、3日で1錠というふうに少しずつ間隔をあけて止めました。

現在は、総合病院の耳鼻咽喉科で「デパス錠」を処方されています。

体がツラい日々が続いた週末にだけ、完全に身体を休ませることを目的に服用することにしています。

1~2ヶ月に1錠のペースです。

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今飲んでいる漢方薬は?

医師の診断で処方されている漢方薬

現在、飲んでいる漢方薬は「加味帰脾湯(かみきひとう)」です。

最近まで「葛根湯(かっこんとう)」を飲んでいました。

葛根湯は、3つの漢方薬の中で一番自分に合っていると思っていましたが、「耳管開放症」が改善されているわけではありません。

ストレスや疲れ、台風などの気候においても「耳管開放症」の症状は現れます。

・自分の声、足音が頭に響く

・運転中の車の振動が頭に響く

・手の震え、力が入らない

・視力の低下

・ひたすら眠い

・耳の中に何かがいるような感覚

不快な状態は、軽度な日から重度な日はありますが、常に付きまといます。

先日、医師から「一度、加味帰脾湯(かみきひとう)に戻ってみますか?」ということで改めて試すことにしました。

まとめ

耳管開放症と向き合う

私は、5、6年ほど前に「耳管開放症」と診断されました。

そのときから今までに処方された漢方薬は3種類あります。

①加味帰脾湯(かみきひとう)

②当帰勺薬散(とうきしゃくやくさん)

③葛根湯(かっこんとう)

加味帰脾湯(かみきひとう)

《効能》
貧血、不眠、精神不安などの症状を改善する漢方薬です。
虚弱体質で血色の悪い人に用います。

《副作用》
発疹、じんましん、食欲がない、気持ち悪い、下痢、低カリウム血症、血圧上昇、むくみ、脱力感、手足のけいれん、感覚が鈍い等が現れることがあります。

※耳菅開放症に一番よく効果があるといわれている漢方薬です。

当帰勺薬散(とうきしゃくやくさん)

《効能》
貧血、倦怠感、動悸、更年期障害(貧血、冷え、頭痛、めまい、肩こり等)、月経不順(月経痛、冷え等)、妊娠中の諸病(浮腫、習慣性流産、痔、腹痛) を改善する漢方薬です。

《副作用》
発疹・発赤、かゆみ、食欲がない、胃部不快感等が現れることがあります。

※更年期障害に効果があるといわれている漢方薬です。

葛根湯(かっこんとう)

《効能》
頭痛、発熱、悪寒、肩こり、風邪、湿疹、じんましんの症状を鎮め、目や耳、鼻、のど、乳房、肩などの痛みや炎症を抑える漢方薬です。
体を温め、発汗を促し、こりをほぐします。

《副作用》
発疹、かゆみ、不眠、多汗、動悸、食欲がない、気持ちが悪い、尿が出にくい、低カリウム血症、血圧上昇、むくみ、脱力感、手足のけいれん・感覚が鈍い、肝機能検査値異常等が現れることがあります。

※首や肩などの筋肉を和らげる効果があるといわれている漢方薬です。

私に一番合っていたのは、葛根湯でした。

「耳管開放症」の症状が完全に楽になるわけではありません。

ただ、首や肩がこわばっている状態をほぐす効果があるので、間接的に症状が和らぐのだと思われます。

思わぬ副産物は、ここ数年、まともに風邪をひいていないことです。

ちょっと風邪のひきはじめかな?と思うことはありますが、すぐに回復できます。

さすが、「葛根湯」です!

これからも医師の診断のもと漢方薬などで、体の不調を緩和しながら「耳管開放症」と向き合っていきたいと思います。

そして、「耳管開放症」であることをマイナスに受け取らず、自分の一部として活かしていけるように自分磨きを忘れないようにしたいです。

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