2020年12月、防災共育管理士(ぼうさいともいくかんりし)3級を受講しました!
きっかけは知人からの紹介です。
知人から話を聞いたとき、自分の防災に関する知識ってどうだろう?と改めて思いました。
昔、避難訓練はしたことあるけど、言われるがまま動いただけだし、防災リュックも必要だろうと体裁的に購入しただけだし、、、
いざというとき、これで本当に家族や大切な人を守れるの?
まずは基本から学ばなくては!
そんなわけで、防災共育管理士3級を受講しました。
この記事では、防災共育管理士3級を受講したレビューをお話します。
防災に関する知識を得て、身近なところからできることに取りくみ、家族や大切な人を守りましょう!
防災共育管理士3級とは?
※上記画像は「防災共育管理士3級」サイトから紹介させていただいております。
2020年9月にスタートした「防災共育管理士(ぼうさいともいくかんりし)3級」は、一般社団法人日本防災共育協会の資格です。
防災共育管理士3級の目的は「自分に合った防災対策」をみつける思考を身につけることになります。
大きな災害が続く昨今、防災対策を見直したり、これから始める人が増えていています。
しかし、「正直、何から始めていいかよくわからない」という声もあります。
私もそうでした。
様々な防災に関する情報が飛び交う中で、どれが必要なのかわからなくなっていたのです。
自分にとってどんな防災対策が必要なのか?
本当に自分に合った必要なものを知ることができるきっかけになります。
それでは実際に防災共育管理士3級の講座がどんな感じだったのか紹介しますね。
防災共育管理士3級のテキストはシンプル!
防災共育管理士3級の学習期間と通信教育受講費用は次の通りです。
【通信教育受講費用】 22,000円(税込)
防災共育管理士3級を申し込むと数日で教材が届きます。
入っていたのは、次の6つです。
- テキスト 1冊
- ノート 1冊
- 受講証 1枚
- ご案内冊子 1冊
- 最終課題提出用紙 1部
- 提出用封筒 1枚
防災共育管理士3級のテキストは78ページとそんなに分厚くなく、写真やカラーでとても見やすいテキストです。
ノートは防災対策が順番にできるよう書き込みになっています。受講した後に実際に「自分に合った防災対策」をするために活用できます。
最終課題提出用紙はzoom講座後に提出するものですが、講師の方から記入するための用紙をデータでもらいメールすることも可能なので助かります。
一先ず、zoom講座までに1回くらいテキストだけ目を通しておくといいですよ!
防災共育管理士3級のzoom講座はプチ参加型
防災共育管理士3級の講座はzoomで行われました。
私はスマホで受講しました。
防災共育管理士3級の講座は、はじめ、講師の方の話を聞いているだけなのかなーと思っていましたが、違いました。
プチ参加型だったのです。
その日は、私以外に10数人受講者の方々がおられて、はじめに1人ずつ自己紹介と参加理由を話しました。
そうすることで自分が何を学ぼうと思って参加したから明確になるので、聞く姿勢が引き締まります。
その後は講師の方が、テキストになぞって、防災に対する思考、もしもの時どうするのか?避難行動や被災生活で必要なことなど、防災に関する基本を体験談を交えながら楽しくお話してくださいました。
途中、講師の方から問いかけられたりしますので、他の方の防災対策も聞けてとても勉強になりました。
防災共育管理士3級の最終提出課題は落とし込み
防災共育管理士3級のzoom講座が終わりました。
そこで「はー、勉強になったー」で満足しては、ただのノウハウコレクターです。
実際に行動しなければ意味がありません。
zoom講座終了後は最終課題提出があります。
提出課題はzoom講座で学んだことについて、自分はどう感じたか?現在どこまでできていてこれからどういう防災対策をしていくのかを書き出していきます。
これは、テキストについてきた最終課題提出用紙を使ってもいいし、zoom講座で講師の方から記入するための用紙をデータでもらいメールすることも可能なので、どちらでもお好みでできます。
課題をしていくとき、実際に自分の地域のハザードマップも出して逃げ道マップもつくるので、「自分に合った防災対策」を落とし込んでいくことができます。
私は自分の地域の避難場所や避難経路を改めて確認しました。
でも、もしもの時って家族全員が家にいる時とは限らないですよね。
ついでに職場の周りの避難場所も確認して家族と共有することにしました。
防災共育管理士3級で学べること
防災共育管理士3級で学べることは、防災に関する基本的なことです。
ただ「何から始めていいかわからない」という私にとってはすごく分かりやすく、今すぐ取り組める内容でした。
- 防災の第一歩は「わがこと意識」!
- 家の安全が命を守る!
- 情報収集と連絡方法が命をつなぐ!
- 防災グッズは分散型で!
- 備蓄はどれだけ必要?
- 健康&トイレは死活問題!
他にもいろいろありましたが、私が印象に強く残ったこの6つについて簡単に説明します。
詳しく知りたい方は、防災共育管理士3級を是非受講してくださいね!
防災の第一歩は「わがこと意識」!
災害があると「今まで川の氾濫なんてない地域だった」「嵐の中、畑を見に行って大怪我した」という話を報道でも見かけますよね。
それは自分にとって都合の悪い情報を無視したり、過小評価したりしてしまう「正常性バイアス」が働くのだそうです。
「正常性バイアス」は異常を正常の範囲内のことと捉えてしまう誰もが無意識に働く心の安定を保つメカニズムです。
ここを乗り切らないと避難するタイミングを失ったり、普段の備えを怠ったりしてしまいます。
したがって、普段から自分が直接関係する災害でなくても災害を「他人事」ではなく「自分事」としてとらえる「わがこと意識」を持ち、一人一人が減災意識を高め、具体的な行動を起こすことが重要です。
家の安全が命を守る!
地震が起きたとき、机の下に入り頭を守ることは小学校の避難訓練でも経験していますね。
身を守ることはとにかく「頭を保護」することです。
どんなに備蓄をしていても、まずは生き残らないと無駄になりますからね。
そのためには家の中が安全であることが大事です。
今、地震が起きたら家の中のものがどう動いたり飛んできたり倒れたり落ちてきたり割れたりするかチェックして対策しておく必要があります。
自宅で災害にあったとき、どのようなことが起こるかシミュレーションして、家の安全を整える環境作りを心がけましょう。
ガラス破片や釘も通さない!
\防災スリッパ「足まもりっぱ」/
このスリッパは即買い&追加購入でした!
とても軽いし、洗えるから普段から履いています。
情報収集と連絡方法が命をつなぐ!
災害後の停電でテレビがつかないときはラジオから情報収集するかと思いますが、事前に地域の放送局の周波数を調べてメモしておき、すぐに受信できるようにしておくとよいです。
また、いざというとき家族や大切な人とどう連絡をとるのかを話し合っておきましょう。
電話回線は通信規制がかかるのでメールやSNSなどで家族グループを作るなど安否確認できるように日頃から対策しておきます。
安否連絡「災害用伝言ダイヤル171」や文字で安否確認「災害用WEB171」もありますので、活用できるように登録しておきましょう!
防災グッズは分散型で!
災害が起こる前に、自分が住んでいる地域のハザードマップや地域調査を確認して、実際に防災リュックを背負って避難場所まで歩いてみることはとても大事です。
やってみると、意外とキツイようです。
このように、実際に防災リュックを背負って歩いてみるとわかるのですが、家族を守るための備蓄が全部入っていたらとも重くて背負っていけません。
また、防災リュックの置いてある場所に物が倒れたり水が使ったりしてはせっかく準備したのに持ち出すことができません。
防災グッズは分散して防災リュックにいれて準備しておくとリスク軽減になります。
さらに防災リュックの置く位置も重要なので、自分の家にあわせた対策をしましょう。
防災リュックになる!
\玄関チェア「コジット」/
備蓄はどれだけ必要?
災害でライフラインがとまり、1番大変なのは「水の確保」です。
60kgの成人の場合は1日あたり2.4〜3リットルの水が必要だそうです。家族全員で一体どれだけの水が必要か確認し、準備しておかねばなりません。
水だけでも大変な量になりそうですが、いざというとき川の水でも飲み水にできるフィルターがありますので、合わせて準備しておくと安心です。
きれいな水の確保が大事!
\「セイシェル携帯浄水器スタンダード」/
川や池の水も安心して飲める!
\携帯用ストロー浄水器「mizu-Q」/
その他にも備蓄に関してはテキストと別にノートがありますから自分に合わせた備蓄の準備をしましょう。
健康&トイレは死活問題!
生きていくには食べなくてはいけません。
飲んだり食べたりしたら排尿・排便もしなければ健康に支障がきたします。
せっかく命が助かったのに、トイレの回数を減らそうと必要な水分補給をせず血栓ができ病気になって亡くなった方もいます。
ニ次的な「健康被害」を招かないようにトイレの準備をしっかりしておきましょう。
そして、女性にとって悩ましいのが生理です。
避難所にサニタリーボックスは期待できません。生理用品もトイレに流せるタイプを準備しましょう。
生理用流せるナプキン!
\「ユニ・チャーム ソフィ シンクロフィット」/
まとめ|防災共育管理士3級で自分と大切な人を守ろう!
「防災共育管理士(ぼうさいともいくかんりし)3級」を受講しました!
日本は災害大国です。
この数十年の間に、何度もいろんな地域で地震や水害が起こってきました。
まさか、自分がこんなことになるなんて!
そのまさかがいつかではなく、今日、今の瞬間にくるかもしれません。
いつ何が起きてもおかしくない中で、もしもの時に自分自身や大切な人を守りたい。
そのために「自分にあった防災対策」を身に付けて、大切な人を守る知識と行動力を防災共育管理士3級で学んでいきましょう!
自分自身や大切な人を守る準備や
その瞬間、被災生活の知識を知ることで
助かる命が増えます!
防災共育管理士3級をもっと詳しく!
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