すき間時間にお金を稼ぐことができる在宅ワークは、主婦などの間で人気が高まっています。
パートで外に出て働くよりも時間の都合がつけやすいし、苦手な先輩や上司に会わなくてもいいので人間関係のトラブルもなし!その上パートよりも稼げる可能性がある在宅ワークはとても魅力ですよね。
でも、実際に在宅ワークをはじめてみたら思わぬ問題が!
それは、家の中に作業の場所がとれない!ということ。
自分の部屋があれば書斎にできるけど、主婦にはそんな場所はなかったりします。
家族もいるリビングなんかでパソコンに向かおうとすると、周りの騒音が気になって集中できなかったりするんですよね。
こんなんじゃ効率も悪いし、在宅ワークなんてとても無理!
そんなあなたに、在宅ワーク歴10年の私が快適に作業できる3つの工夫をお伝えします。
在宅ワークの場所がないなら家族共有スペースで工夫しよう
実は私、10年くらい在宅ワークをしている主婦なんですが、狭小マンションでもちろん書斎なんてありません。
そんな私が作業場所としているのは、ダイニングテーブルです!
そんなところじゃ作業なんて無理だと思いましたか?
ちょっとした工夫で、ダイニングを仕事場にすることができるんですよ。
そのポイントは、省スペース!
家族共有のペースをうまく使ったり、ときには家の中で場所を変えて仕事をしたりするのです。
ただ、家族がいると集中できないってことはよくありますよね。
まずは、家族が一緒にいることで起こる3つの問題を理解しておきましょう。
家族共有スペースで在宅ワークをすると起こる3つの問題
家族と生活しながら共有スペースで作業をすると、次の3つの問題が起こります。
- 狭い
- 集中できない
- 家族が邪魔してくる
だからといって「静かにして」とか「一人にして」とか言いにくいですよね。
特に在宅ワークをはじめたきっかけが家族との生活を守るためであるならば、在宅ワークの場所がないために家族にあたるなんて本末転倒です。
ここからは、在宅ワークの場所がないために家族共有スペースで快適に作業できる方法を紹介していきます。
在宅ワークの「狭い」を解決する方法
在宅ワークの「狭い」を解決する方法は、ダイニングテーブルを利用することです。
もちろん家族食事の時間にそのままにするわけにはいきませんので、すぐ片付けられる状態にしておくことが大切です。
また、夫が残業で遅く帰ってきたときなどに食事をしている横で作業をすることもあります。
したがって、作業スペースは狭くても効率的に作業できて、不要なときはささっと片付けられるよう、コンパクトなお仕事セットを揃えることがポイントです。
まず、コンパクトなお仕事セットに欠かせないのはノートパソコンです。
ダイニングテーブルの高さが低い場合は、ノートパソコンにスタンドを使うことで姿勢が整うので肩や腰への負担が軽減され、長時間集中できます。
また、テーブルの端っこで作業しなくてはいけない場合は、マウスを動かすスペースを取ることが難しいですよね。
マウス本体を動かさず、マウス内のボールを動かすことでカーソル操作ができるトラックボールを利用するとよいでしょう。トラックボールを利用すると、手首や肩が疲れにくく、腱鞘炎予防にもなります。
そして、一旦仕事を中断するときは、ノートパソコンやマウス、書類などを書類ボックスにまとめてポンと入れてテーブルに引っ掛けておけば、いつでも作業を再開することが可能ですよね。
というわけで、在宅ワークの場所がない場合は、家の中のどこかに無理やり作業スペースを作るより、ダイニングテーブルのように日常の一部を作業スペースにしたほうがスキマ時間を利用して作業ができるので効率的です。
在宅ワークの「集中できない」を解決する方法
在宅ワークの「集中できない」を解決する方法は、耳や目からの情報をシャットダウンすることです。
本来ダイニングテーブルは家族がくつろいだり、食事をしたりする場所ですから、周囲の音や気が散る要素が満載ですよね。
特に、家族が近くにいるときは話し声や生活音が気になります。
一人でいるときも、テレビの誘惑や洗濯物の片付けなど家事が気になったり、急な電話や宅急便・来客があったりと集中しにくいものです。
集中できない原因である耳から入る音への対策には、イヤフォンを使います。
耳栓でもいいのですが、最近のイヤフォンはノイズキャンセリング機能といって外部から入ってくる音だけを消し去り、音楽をそのまま聴くことができます。そうすることで、外部のザワザワ音を気にせず、より集中力が高まり効率的に仕事がはかどります。
集中できない原因である視界に入ってくるものへの対策には、パーソナルパーティションを使います。
ノートパソコンの外側にパーソナルパーティションを置くだけで、視界が遮られるので、余計なものが目に入ってこないのです。
自分の世界に入りやすくて集中力が格段にアップします。狭いスペースにも置けて、使わないときはA4サイズに折りたためます。
これで、家族が前を横切ったりするのもあまり気になりません。
電話や宅急便などは、本当に集中したいときのみ、今日は留守だと決めて呼び出し音を消してしまったりすることもあります。
ただし、作業が終わったら、元に戻すのを忘れないようにしてくださいね!
在宅ワークの「家族が邪魔してくる」を解決する方法
在宅ワークの「家族が邪魔してくる」を解決する方法は、ダイニングテーブル以外の場所に移動することです。
小さなお子さんがいるときは家族の共有スペースであるダイニングテーブルを使っていると、「ママ遊ぼう!」「ママ見て!」とそのたび中断しなければなりません。
作業時間を工夫して、子供が寝た後や朝早くに作業するのがおすすめですが、どうしても日中子供が起きている間にもやらなくてはいけない場合があります。
そんなときは、思い切ってダイニングテーブル以外の場所に移動しましょう。
もちろん小さな子供から目を離すことはできません。他の家族に子供を見てもらえるときか、場所を変えても子供の様子がわかる場所を選びましょう。
他の家族に子供を見てもらえるときは、お風呂場を作業場所に変えてみるのも良いでしょう。
Wi-Fiが届いていることが前提ですが、水の入っていないバスタブに体育座りをしてカタカタとパソコン作業をすると、意外とはかどります。
車がある人は車にこもるのもいいですね。
他の家族に子供を見てもらえない場合は、ベランダを活用しましょう。
コンパクトで持ち運びできるテーブルをベランダに出して、そこで作業をします。
窓を閉めるので子供の声はあまり聞こえませんが、ガラス越しに子供の様子を時々うかがいながら作業をすることが可能です。
在宅ワークの場所がない場合の工夫も必要ですが、同時にスキマ時間を活用する工夫も取り入れましょう。
子供の寝かし付け時間はスマホで情報を集めるインプットに当てたり、思いついたことをスマホのメモアプリに記録したりなど、布団の中であっても次にパソコンに向かったときにすぐ作業ができる下準備をすることができます。
とにかく一人になりたい!そんなときは外に出よう!!
家に誰かいると集中できないし、狭いスペースで作業していると煮詰まってしまう。
そんな場合は、たまには気分転換も必要です。時々外で作業するのもおすすめですよ。
スタバなどのカフェや時間貸しのコワーキングスペースもいいですが、Wi-Fiが使えれば公園のベンチというのもお天気がいい日は気持ちがいいです。
さらに、ちょっと贅沢な作業場所を紹介します。
- ビジネスホテルのデイユース
- 時間制のワークスペース
いつもと違う空間は集中力を高めるのに効果的です。
どのような作業場所か見ていきましょう。
ビジネスホテルのデイユース
テレワーカー用にビジネスホテルを日中だけ使えるプランがあります。
例えばアパホテルは日帰りプランで半日2000円台から利用することができます。
高速ネットワークが使え、静かな空間で作業ができるのでとてもはかどります。
集中してちょっと疲れたら、ごろんとベッドに横になれるのもちょっとした至福を感じられます。
時間制のワークスペース
ホテルよりももっと気軽に使えるのは、ショッピングセンターや駅の構内などにあるブース型の時間制のワークスペースです。
中に入れば完全に個人スペースになるので誰にも邪魔されません。
15分単位で利用できるので、買い物やお出かけのついでに、1~2時間だけ集中して作業したいときはおすすめです。
まとめ|在宅ワークの場所がない場合でも快適に作業できる工夫をしよう!
在宅ワークの場所がない場合は、ダイニングテーブルを活用しましょう。
無理に作業用の場所を作ろうとしなくてもいいんです。
- 狭いスペースでも効率よく集中して作業できるようグッズを揃える
- 食事のときはすぐに片付けられるようにする
- 家の中で場所を変える
このような工夫次第で、快適に在宅ワークをすることができますよ。
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