鍼(はり)の効果は自律神経も整える?体のバランスを整えよう!

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回復 セルフケアのコト

鍼(はり)治療の効果は、自律神経を整えるといった面で、国内だけでなく、海外でも関心が高まっています。

世界保健機構(WHO)でも、鍼(はり)・灸(きゅう)を含む東洋医学の考え方による新たな病気の分類手法を検討中だとか・・・

日本の伝統医学である「はり・きゅう」は、体のバランスを整え、病気からの回復機能を高めるとききますが、実はあまりよく知られていないことが多いようです。

鍼治療は、どのような治療で、どんな方に向いているのでしょうか?

実際に鍼灸院に通っていた私の体験もご紹介します。

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鍼(はり)治療とは?

鍼灸院

鍼灸院では、鍼(はり)を中心に治療するところが多いです。

鍼(はり)の刺激で血行がよくなったり、筋肉の緊張がほぐれたりするので、腰痛や肩こり、五十肩など運動系の疾患の緩和に効果があるといわれています。

東洋医学では、「体中のエネルギーや体液が循環してバランスを保っており、バランスが崩れたときに病気になる」と考え、エネルギーや体液の通り道が交わる点をツボと呼び、ツボに鍼(はり)をうって刺激を与えることで循環をよくして体の回復力を高めることになります。

鍼(はり)治療は、身体の全体に作用されます。

体の不調の改善だけでなく、健康維持・増進を目的に鍼灸院に通われる方も少なくないようです。

鍼(はり)・灸(きゅう)治療の効果があるとされる症状や疾患

神経痛などの神経系疾患
関節痛五十肩リウマチなどの運動器系疾患
高血圧症など循環器系疾患
ぜんそくなど呼吸器系疾患
胃腸炎など消化器系疾患
糖尿病など代謝内分泌系疾患
ぼうこう炎など泌尿器・生殖器系疾患
月経不順更年期障害など婦人科系疾患
耳鳴りなど耳鼻咽喉科系疾患
眼精疲労など眼科系疾患
小児神経症など小児科系疾患

参考:日本鍼灸師会より

運動系の疾患だけでなく、いろんな症状に効果があるんですね。

 

鍼(はり)治療は、自律神経を整える効果がある?

バランス

実は、鍼(はり)と灸(きゅう)が、自律神経を整えるといった面で効果があるという科学的な効果の解明が進んでいます。

東京都健康長寿医療センターの自律神経機能研究室では、筋肉に刺激を与えると心拍数や血圧が高すぎるときは下げ、低すぎるときは上げる効果が、動物実験が確かめられています。

また、人を対象にした臨床実験も徐々に実施されるようになり、頻尿症の改善効果なども認められるようになってきています。

 

自律神経とは?

自律神経については、私が通っていた鍼灸院の先生おすすめの「疲れない体をつくる免疫力」著者 新潟大学大学院医学部教授 安保徹氏から一部抜粋してお伝えします。

自律神経とは、交感神経と副交感神経があり、それぞれ身体の大切な役割を担っています。

交感神経・・・「元気はつらつ」「やる気まんまん」の状態をつくり出す神経
副交感神経・・・「ゆったり気分」「のびのびリラックス」の状態をつくり出す神経

交感神経と副交感神経は、通常は拮抗状態にあり、シーソーのように交互に活発化して、身体に働きかけています。

交感神経と副交感神経のどちらか一方が働いた場合は、必ず振り戻しがきて、もう一方の神経が働き始めることが繰り返すのです。

このように、活動と休息のリズムを作って、身体の調子を整えます。

このシーソーの動きを無視して、働きすぎたり、リラックスし過ぎたりといった生活をし続けていると、一方の神経だけが優位になり、もう一方の神経に戻りにくくなります。

こうなると、偏った側に特有の疲れが現れ、その先に病気が待っているわけです。

 

元気はつらつでも、リラックスしていても、疲れる?!

どういうことでしょうか?

交感神経と副交感神経が優位になった場合のそれぞれの疲れの感覚をみてみましょう。

 【交感神経優位タイプの疲れの感覚】

・いつも、体が疲れている
・イライラする
・ピリピリした不安感が強い
・原因を周りのせいにして怒りやすい
・興奮して夜眠れない
・血圧が高い
・血糖値が高い
・肩、背中、腰に、活動しすぎによる疲れ、痛みが出る
・便秘がひどい
・体温が低い

 

 【副交感神経優位タイプの疲れの感覚】

・少し動くだけでも疲れる
・やる気が起こらない
・他人の目が気になる
・小さなことが気になる
・落ち込みやすい
・朝起きるのが億劫になる
・筋肉が弱って、肩、背中、腰が疲れ、痛む
・下痢をしやすい
・体温が低い

疲れが出にくい人は、交感神経と副交感神経のバランスがとれている人です。

たまに、交感神経と副交感神経が交互にシーソーしているのに体調が悪い人もいます。
それは交感神経と副交感神経が不安定な状態になっている人です。

交感神経が優位タイプ
副交感神経が優位タイプ
交感神経副交感神経が不安定タイプ

この3タイプの人は、体の中のバランスを整える効果があるといわれる鍼(はり)治療をされてみるといいかもしれません。

著書では、自分でできる自律神経を整える方法もたくさん載っていましたので、よかったら読んでみてください。

「疲れない体をつくる免疫力」
著者 新潟大学大学院医学部教授 安保徹氏

 

鍼(はり)治療とは、どのような治療?

はり

鍼(はり)治療は、直径0.12~0.18ミリ程度のステンレス製の鍼(はり)を皮膚に刺すことで、血行がよくなったり、筋肉の緊張がほぐれたりする治療法です。
腰痛や肩こり、五十肩など運動系の疾患の緩和に効果があります。

鍼(はり)をしばらく刺したままにして振動させたりもします。

非常に細い鍼(はり)で、痛みを感じることはほとんどありません。

 

鍼(はり)治療の費用は?

鍼灸院は、健康保険を使わない実費費用が多いです。

健康保険が使われるのは、神経痛、リウマチ、腰痛症、五十肩、むちうち症などの一部の疾患になりますが、あらかじめ医師の同意書などの手続きが必要です。

日本鍼灸協会によると、1回の治療で4,000円~10,000円と鍼灸院によってばらつきがあるようです。

 

鍼灸院の選び方

・ベテラン鍼灸師
・患者の話をよく聞いてくれる
・痛みの原因や予後についても丁寧に説明してくれる

周りに治療を受けている人がいれば、評判を聞いてみると参考になります。

 

 

 

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私の鍼灸院体験談

鍼治療

私は、数年前、鍼灸院に通っていました。

当時の私は、病院で検査しても血液検査の数値に異常はないのに、体の不調が長く続いていました。

いろんな病院、いろんな科に行きました。

ある耳鼻科でストレスによる「耳管開放症」と診断され、漢方薬を処方されましたが、回復せず、「心療内科に行け」と言われました。

心療内科でも原因を特定することはできず、数年通い、「適応障害」と診断されました。

後は、「ストレートネック」「低血圧」など、いろんな症状が重なり合ってどれかを治せばいいというものではなく、上手に付き合っていく必要があると別の病院でも言われました。

大病になる前のいろんな症状が絡み合っていた状態とも言えるのかもしれません。

今は、まあまあ、この複雑な症状と上手く付き合っていけていますが、当時は家族にたくさん心配をかけました。

 

「ここの鍼灸院がいいみたいよ」

 

当時、主人の母からのすすめで、鍼(はり)治療を受けてみることにしました。
ちょうど、親戚に鍼(はり)治療をされている方がいてそのの鍼灸院を紹介してもらえました。

私が通っていた鍼灸院での流れは、次のとおりです。

①今日の症状から、どこを中心に鍼治療をしていくかが決まる。
②ベッドにうつぶせになり、首や背中に蒸しタオルを置き、温める。
③マッサージでこわばっている筋肉をほぐす。
④鍼治療開始。
⑤全身マッサージ。

処置の間は、気持ちよくて眠くなることもよくありました。

うつぶせになったり、横向きになったり、仰向けになったりしますし、処置の間、先生がよく話しかけてくださるので、実際に寝ることはありませんでした。

交感神経、副交感神経のバランスの話はよくしてくれました。
あとは、自律神経を整える本や疲れにくい体になる本を紹介してくれたり、新しいマッサージ法をあみ出した秘話をしてくれたりなど・・・研究熱心な先生でした。

鍼(はり)治療って痛くないのかなと思っていましたが、実際、痛みを感じることはほとんどなかったです。刺さっていることすらわからない時のほうが多かったかもしれません。

たまに、鈍い痛みを感じることがありましたが、注射するより大したことはなかったです。

非常に細い鍼(はり)です。
痛感と痛感の間に刺さるので痛みを感じることはほとんどないんですって。
そこを狙える鍼灸師さんが凄すぎます。

当時は月2回のペースで通っていました。
私が通っていた鍼灸院は、90分で2,500円でした。
鍼(はり)とマッサージのみで、灸(きゅう)はありませんでした。

鍼(はり)治療をした次の日は、全身がだるくなりました。
慣れてくると、治療後が少しだるいくらいで、次の日は割と普通に過ごせることも増えました。

正直、鍼(はり)治療で、私の症状は完治していません。

日常生活を守るために、一番大切な休息をしなかったからです。
また、いろんな症状が絡み合っていたため、体調の良いとき悪いときのアップダウンが激しく、鍼(はり)治療は応急処置としか、当時の私はとらえていませんでした。

それでも、今は、日常生活をゆっくり取り戻すことができています。

 

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まとめ

リラックス

鍼(はり)治療は、鍼灸院でおこないます。

東洋医学では、「体中のエネルギーや体液が循環してバランスを保っており、バランスが崩れたときに病気になる」と考えます。

エネルギーや体液の通り道が交わる点をツボと呼び、ツボに鍼(はり)をうって刺激を与えることで循環をよくして体の回復力を高めることになります。
鍼(はり)の刺激で血行がよくなかったり、筋肉の緊張がほぐれたりします。

鍼(はり)治療は、身体の全体に作用され、自律神経を整えるといった面で効果があるという科学的な効果の解明が進んでいます。

自律神経とは、交感神経と副交感神経があり、それぞれ身体の大切な役割を担っています。

交感神経・・・「元気はつらつ」「やる気まんまん」の状態をつくり出す神経
副交感神経・・・「ゆったり気分」「のびのびリラックス」の状態をつくり出す神経

交感神経と副交感神経のバランスが乱れると上手く身体が機能せず、体調不良を起こします
自律神経を整える方法はいろいろありますが、鍼(はり)治療もその一つです。

私自身も、鍼(はり)治療以外にいろんなことをしました。
自分に合った方法で自分を守っていけるようにしていきたいですね。

 

 

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