自営業をしている50代主婦です。
日商PC検定3級のデータ活用(Excel)を受けましたが、試験の最中にマウスの調子が悪いというトラブルがありました。
試験会場のマウスが思うように動かないなんて致命的です!
日商PC検定3級に落ちたー!と正直思いましたが、何とか合格に結びつきました。
本記事では、日商PC検定3級のデータ活用(Excel)に落ちるかもという恐怖を体験し、乗り越えたお話をいたします。
自分が準備万端でも、試験会場トラブルで日商PC検定3級のデータ活用(Excel)に落ちる可能性があるということを知っていただき、いざというときの心構えとして参考にしていただければ幸いです。
日商PC検定3級のデータ活用とは?
はじめに、日商PC検定3級のデータ活用とはどんな検定かみてみましょう!
日商PC(データ活用) 3級 | 商工会議所の検定試験
【試験レベル】
Microsoft®Excel®を用い、指示に従い正確かつ迅速に業務データベースを作成し、集計、分類、並べ替え、計算、グラフ作成等を行う。
日商PC検定3級のデータ活用は、受験資格が特にないため、誰でも受けることができます。
私は、日商PC検定3級のデータ活用の講習を2ヶ月半受けて、試験を受けました。
同資格の文書作成の講習の課程を修了した後、講師の方からデータ活用で使うExcelの方が文書作成で使うWordより数学的に面白いと言われ、興味を持ち、日商PC検定3級のデータ活用の講習に参加することにしたのです。
数学が苦手だった私は、日商PC検定3級のデータ活用の講習が始まる前は少し不安でしたが、やっていくうちに文書作成のWordとはまた違った表計算などのExcel特有の機能の楽しさを知りました。
しかし、不本意ながら日商PC検定3級のデータ活用は1〜2回目では合格できず、3回目での合格でした。
マウスが勝手に?!日商PC検定3級データ活用に落ちたと思った瞬間!
1〜2回目の試験は自分自身の力不足で合格できませんでしたが、実は3回目の試験の時に「マウスが勝手に動く」などというトラブルが起きたのです。
日商PC検定3級に落ちたー!と一瞬思いました。
それ以外にも試験当日に発覚した問題点がありましたので、合わせて紹介します。
それでは、問題点を順にお伝えします。
椅子の高さが直せない!
問題点の一つ目は、椅子の高さが直せないということでした。
指定された席の椅子が設置された会議用の机に対してとても低い椅子でした。
高さ調整のレバーに触れても全く動きません。
試験官に尋ねようと思いましたが、検定は少しの時間だし、本番に備えて集中力を高める時間に充てようと気持ちを切りかえました。
その結果、椅子が低いので検定中は両手を肩の高さぐらいまで上げてキーボードに触れる姿勢になりました。
キーボードのすき間にほこりがビッシリ!!
問題点の二つ目は、キーボードのすき間にほこりがビッシリであることでした。
机の上に設置された古いタイプのデスクトップのパソコンのキーボードを見ると、キーとキーの全てのすき間にびっちりとホコリが積もっていました。
私は、指が触れるキーの表面だけティッシュでホコリをそっと拭き取りました。
低すぎる椅子とキーボードの隙間に積もったホコリが気になりましたが、検定が開始するとマウスの不具合が最大の難関でした。
マウスが勝手に動く!!!
問題点の三つ目は、マウスが勝手に動くことでした。
試験会場に用意されていたのは、旧式のデスクトップタイプのパソコン。
試験開始してすぐ、マウスの動きが気まぐれで勝手に動くことに気が付きました。
マウスは急に動かなくなったり、やっと動いたと思ったら鈍くなったり、逆に少しだけ動かしたいのに端から端までものすごい速さで勝手に動いたり・・・
もう!試験中のマウスの不備なんてありえないですよね!!
マウスが正常に動いていたらあんなに焦らなかったのにと思い、今思い出してもゾッとしています。
日商PC検定3級データ活用の試験会場で物申す!
日商PC検定3級のデータ活用の3回目の試験は、1,2回目と違う会場になり、場所は地元の商工会議所でした。
当日、試験を受けたのは私と若い女性の二人だけ。試験官は20代の男性でした。
用意された試験会場は大きい部屋で、とても静かでした。
マウスのトラブルは、試験が始まってからパソコンに触れることができて初めて気づいたので、大変焦りました。
それでも今回合格しないと困る!と必死に向き合い、無事に合格できました。
合否は画面を閉じると表示されます。
「合格」と表示されたときは、ホッとしました。
残り時間はわずか5秒ほどだったと記憶しています。
ギリギリですね。
事前にマウスの不備がないか確認できるのであればよかったのですが、試験開始するまで触れなかったので、こんなに焦った試験は初めてでした。
私にとってこの試験はとても印象深いものとなりました。
本当に、試験会場のマウスの不備なんて、受験者がどうこうできるものでもありません。
せめて今後、私と同じような体験をする人が出ないように試験官の方に伝えました。
本人がコンディションをいくら整えてきても会場が整っていないと合格になるとは限らないので、会場設営の際にマウスが正常に動くかどうか確認をしてほしい!!
後は、万一に備えてしっかり勉強しておくことで焦らずに対処できるようにするしかありません。
試験中に乗り越えられたのは練習の積み重ねがあったから
マウスが勝手に動くなどというトラブルが起きた時、一瞬「不合格」が頭をかすめました。
でも、「落ちてたまるか!諦めるな!!何があっても合格するぞ!!!」と気持ちを切り替えました。
このように気持ちを切り替えて「合格」を勝ち取れたのは、日々の練習の積み重ねがあったからです。
日商PC検定3級のデータ活用の難易度はExcelの基礎とはいえ、初心者にはそれなりに難しく感じる問題もあります。難しい問題でも時間内に解けるように何度も練習を重ねてきました。
また、以前受けた日商PC検定3級の文書作成ではテキスト1冊でしたが、データ活用ではテキスト2冊に分かれていました。
当時利用したテキストはこちらです。
- よくわかるMicrosoftExcel2007(応用) FOM出版
- よくわかるMicrosoftExcel2007(基礎) FOM出版
今は「よくわかるマスター日商PC検定試験データ活用3級公式テキスト&問題集 Microsoft Excel2013対応 (FOM出版のみどりの本)」が同じシリーズになります。
1冊で済みますね!
一概には言えないかもしれませんが、試験問題は基礎的なことをしっかり理解していないと本番で解くことができません。
講習で指定されたテキストの内容と講師の方の話を理解できるかどうかが大事でした。
そのため、テキストと同封されているCD-ROMに掲載された問題が解けると自信につながるし、解けない場合は解けるようになるまで何度も繰り返していました。
このように、ひたすら練習の積み重ねでしたので、合格に一歩一歩近づいていけるという実感がありました。
トラブルがあっても日商PC検定3級に合格する!と強い気持ちを持つこと
日商PC検定3級に落ちたー!と焦った試験会場でのマウスのトラブルを乗り越えたことで感じたのは、日々の練習や復習を頑張ってきたからと同時に、講習で一緒に勉強した仲間のおかげです。
社会人になって勉強するのは久しぶりだと、新鮮な気持ちがある分、億劫になったり嫌になることがあります。
そんなマイナスな気持ちを「絶対に資格を取る!」という気持ちになって机に向かうきっかけになったのは、やはり一緒に勉強してきた仲間たちの存在が大きかったと思います。
以前からパソコン操作を上手になりたいと思っていましたが、それにはただパソコンの勉強をするだけでは自分がどの程度できているのかよくわかりません。
「日商PC検定3級データ活用」の資格は社会的な基準に基づいたものなので、再就職の際には履歴書に書くことで、面接官の方にも自分がどこまでパソコン操作ができるのかを伝えることができます。
まとめ|日商PC検定3級のデータ活用に合格しよう!
日商PC検定3級のデータ活用に合格できたことで、自信が持てるようになりました。
だって、あの試験会場のマウスのトラブルを乗り越え、無事に合格できたのですから。
試験前は少しでもパソコンの操作ができるようになりたいと思っていたのですが、今回のことで、講習での練習の積み重ねや一緒に合格を目指した仲間の存在が、マウスのトラブルを乗り越える原動力になったと感じています。
パソコンの速い操作はあまりできませんが、いろんなことに生かしているので日商PC検定3級のデータ活用を取得して本当によかったです。
コメント