社会人になると、学生のころとは違った学びが必要となってきます。
知りたい!できるようになりたい!と思う分野に特化した学びができる方法の一つは資格取得です。
資格取得は、その分野をもっとよく知り、活用し、自分のスキルをあげていくための基礎となります。
「よし、資格勉強を始めよう!」
「勉強のスケジュールをたてるぞ!!」
あなたの資格勉強スケジュールは、100%の確率で計画倒れになります。
それはなぜか?
フルタイムで働く主婦である私が今まで経験してきた「社会人の資格勉強スケジュール」が100%計画倒れになる理由を話していきます。
社会人の資格勉強スケジュールは、机上の空論?!
社会人が資格勉強を始めようとするとき、必ずしてしまうのが、資格勉強スケジュールの作成です。
仕事では、納期までに出荷しなければなりません。
いつまでにこの過程が終わっていないといけないか?
材料はいつまでに発注すれば作業に取りかかれるのか?
このように納期日から逆算して、これからするべきことを決めてから仕事に取りかかります。
同じように、資格勉強も試験日があります。
問題集は何回するのか?
テキストを読むのにかける期間はどのくらいか?
試験日から逆算して、資格勉強スケジュールが頭の中で構築されていきます。
しかし、よく考えてみてください。
そもそも、社会人で日中フルタイムで働いているのなら、必ず疲れて家に帰ってきます。
その疲れを全く考慮せずに、資格勉強のスケジュールを立ててしまうと100%計画倒れになるとは思いませんか?
なぜそれが言えるかというと、私が何度も体験しているからです。
私は、主婦であり、フルタイムで働く社会人であります。
毎日のように、家事、育児、仕事の3足のわらじを履いています。
今まで資格勉強も何度もしてきました。
はじめのころは、資格勉強スケジュールを仕事の納期を同じように考えていたため、思うように資格勉強スケジュールが進まず、すごくつらい思いをしました。
資格勉強スケジュールが、どうして思うように進まないのか?
実例を挙げてみますね。
私は、この秋に資格試験を受けます。
試験日は、11月1日です。
8月のお盆過ぎから資格勉強がスタートできるように、資格勉強スケジュールを決めました。
今回は、資格勉強スケジュールが、どのくらい計画通りにいかないのかみるために「資格勉強スケジュール表」を以前のように作成しました。
試験日は11月1日の為、試験勉強期間は、8月16日~10月31日の2か月半です。
平日2時間と土曜日8時間の合計170時間でする計画を立てました。
【資格勉強スケジュール表】
平成29年8月
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平成29年9月
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18 敬老の日 |
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23 秋分の日 |
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平成29年10月
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9 体育の日 |
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11/1 |
今、改めてみても、働く主婦にとってハードな勉強スケジュールを立ててますね。
資格勉強を始める前は、やる気満々で、資格試験にこのくらいの勉強時間が必要だと感じるためです。
これこそが、机上の空論!
「仕事の納期日」と「社会人の資格試験日」では、期限にむけての過程を同じにしてはいけないのです。
資格勉強スケジュールどおりにいかない理由は?
では、資格勉強スケジュールが実際どのくらいずれてしまうのかをみていきましょう。
私は、8月16日~8月31日までに、問題集1冊を32時間で勉強する予定でした。
しかし、実際に資格勉強を始めると、資格勉強スケジュールどおりにはいきません。
8月16日~8月26日までの資格勉強スケジュール表と実際の勉強時間は次のとおりです。
【8月16日~8月26日までの資格勉強スケジュール表】
平成29年8月
日 |
月 |
火 |
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16 1時間 |
17 1.5時間 |
18 0時間 |
19 2.5時間 |
20 |
21 1時間 |
22 0時間 |
23 1.5時間 |
24 0時間 |
25 1.5時間 |
26 3.5時間 |
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30 |
31 |
※( )はもともとのスケジュール時間
8月16日~8月31日までに、問題集1冊を32時間で勉強する予定でしたが、実際は、この期間の勉強時間は、12.5時間・・・半分以下です。
問題集も最後まで終わっていません。
資格勉強スケジュールどおりにいかなかった理由は3つ。
②仕事の具合により、勉強時間確保が左右されるため
③働く主婦は、家の用事より試験勉強を優先できないため
これから受けようとしている資格の勉強において、「自分にはどのくらいの勉強量が必要か」、「自分がどの程度、勉強時間が作れるのか」が見える化できていなかったのです。
要するに、資格勉強スケジュールが自分の現状に合っていないことが、計画倒れになる1番の理由なのです。
早い段階での資格勉強スケジュールの見直し
資格勉強スケジュール表と実際の勉強行動からスケジュールの見直しをしました。
【資格勉強スケジュール表の見直し】
平成29年8月
日 |
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16 1時間 |
17 1.5時間 |
18 0時間 |
19 2.5時間 |
20 |
21 1時間 |
22 0時間 |
23 1.5時間 |
24 0時間 |
25 1.5時間 |
26 3.5時間 |
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平成29年9月
日 |
月 |
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18 敬老の日 |
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23 秋分の日 |
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平成29年10月
日 |
月 |
火 |
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9 体育の日 |
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11/1 |
8/16~8/26の実際の勉強時間 12.5時間
8/28~10/31の勉強時間修正計画 91.5時間
合計104時間です。
当初の計画の170時間の約2/3くらいになりました。
今回は資格勉強期間が短いので、資格勉強スケジュールの見直しはあと1回くらいで済むといいな~と思っています。
試験勉強期間が長い場合は、その時の自分の現状に合わせて2~3回は見直しすることもあります。
試験日を見据えた柔軟な資格勉強スケジュールになる3つの区間
資格勉強スタートから資格試験日までの過程は、社会人である以上、人それぞれです。
・仕事で疲れてやる気のないときに、無理やり勉強しても頭に入ってきません!
・やる気満々の日に、急な仕事が入って残業になり、思うように勉強時間が取れなかった!
よくあることです。
せっかく資格勉強スケジュールを立てたのに、思うように資格勉強が進まないと焦りがでます。
「どうしよう!試験日までに勉強が間に合わない!!」
社会人として会社で働いている以上
主婦として家を守っている以上
資格勉強スケジュールが思うように進まなくて当たり前なのです。
資格勉強スケジュールは、細かく緻密に計画をたてるのではなく、ざっくり大きく3つの区間で分けると進めやすいです。
柔軟な資格勉強スケジュールになる3つの区間
①テキストを読む
②問題集をする
③過去問
①~③の各区間の中では、勉強時間の増減を気にしなくていいことを理解していれば、資格勉強スケジュールの見直しや資格勉強の仕方の変更に柔軟に対応できます。
最悪、今回の資格勉強自体を先送りにするなどの変更なども、冷静に判断できます。
月 |
大まかな行動の目標 |
|
8月16日~8月31日 |
テキストを読む(インプット期間) |
日々の勉強時間の多い少ないは気にしない。 |
9月1日~9月15日 |
問題集を解く(アウトプット期間) |
|
9月16日~9月30日 |
||
10月1日~10月15日 |
過去問題集を解く(総合仕上げ期間) |
|
10月16日~10月31日 |
いかがですか?
3つの区間に分けることで、資格勉強スケジュールの全体像がわかりやすくなりましたね。
資格勉強スケジュールを細かく立てるということは、資格勉強以外のストレスを自ら増やすことになります。
ざっくりとした資格勉強スケジュールで、ストレスなく、「資格試験合格」という目標に向かっていきましょう!!
まとめ
11月1日の試験に向けて、8月お盆明けより資格勉強を始めました。
「よし!勉強のスケジュールをたてるぞ!!」
資格勉強スケジュールは、100%の確率で計画倒れになります。
それはなぜか?
資格勉強スケジュール表どおりにはいかない理由は3つです。
②仕事の具合により、勉強時間確保が左右されるため
③働く主婦は、家の用事より試験勉強を優先できないため
では、どのように資格勉強スケジュールを立てればいいのか?
資格勉強スケジュールは、次の3つの区間に分けるだけでOKです!
②問題集をする
③過去問をする
このように3つの区間で分けたざっくりとした資格勉強スケジュールで大丈夫です。
①~③の各区間の中で、仕事のことや家のことで何かがあっても、資格勉強スケジュールの見直しや資格勉強の仕方の変更に柔軟に対応すればいいんです。
それでは、明日より頑張っていきましょう!!
しかしながら、「資格勉強スケジュール」を立てたとしても、社会人が資格勉強で集中力を持続させるのは思った以上に難しい場合があります。
社会人の資格勉強は仕事が終わった後や、朝早く起きて出勤前にするなど、限られた時間になるからです。
その限られた時間でさらに集中力を高めるためには、サプリメントで疲れによる集中力低下を防ぐことも効果的です。
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