子供のお小遣いはいつから?相場は?お小遣い帳は?リアル体験談!

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お小遣いください 家族のコト

 

「お母さん、お小遣いが欲しいの」

 

小学5年生の娘から言われました。
お小遣いをもらっているお友達が増えてきたので、自分もお小遣いが欲しくなったようです。

 

とうとう、その時がきたか・・・

 

実は、前々から、お小遣い制にするタイミングをどうしようか迷っていました。

 

・お小遣い制はいつからはじめたらいいのか?
・お小遣いの相場はいくらなのか?
・お小遣い帳をつけさせたほうがいいのか?
・貯金をさせたほうがいいのか?
・お手伝いをしたらあげるって方法は、お金で動く人間にならないのか?

 

いろいろ悩んでいるうちに、ま、いつかすればいいかと、頭の引き出しにしまっていました。

 

そんなところに、娘からの「お小遣いが欲しい」という申し出。

 

そして、たまたま先日、日経BP社の共働き世帯向け情報サイト「日経DUAL」からファイナンシャルプランナーの高山一恵さんの話を紹介した「お小遣いに関する記事」を読んでいたので、これはタイミングなのかなと思いました。

 

私の今まで考えていた思いと、その「お小遣いに関する記事」を参考に、我が家のあたらしいお小遣いルールをつくることにしました。

 

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お小遣いをあげていないときは、どうしていた?

欲しいときに

 

まずは、現状把握です。

 

我が家では、今まで1月のお小遣いという形でお金をあげたことはありません。

 

文房具はその都度買いますし、身の回りのものも揃えてあげてます。
ただ、欲しいと言われるもので少し高額なものは、家族で話し合ってから買うかどうか決めたり、サンタさんにお願いしたりしています。

 

だから、娘がいう「お小遣い」とは、それ以外の自由に使えるお金のことをいうのです。

 

それは、娘の場合、月に3回くらいするゲームセンタ-代と、お友達と買いにいくおやつ代です。
お友達と遊ぶ度におやつを買うわけではありません。
それは、親からお小遣いをもらっているお友達と遊ぶときにたまに発生するわけで、これも月に3回くらいです。

 

ゲームセンター代は、300円(月3回程度)
おやつ代は、400円(月3回程度)

 

合わせると、月に2,100円あげていました。

お小遣いが欲しいという娘にきいてみました。

 

私「お小遣いはいくら必要だと思う?」

娘「1,000円!」

私「1,000円で足りるの?」

娘「全然大丈夫だよ!」

 

むむむ、自分が月にどのくらい使っているかわかっていない・・・

 

これは、きちんと話し合う必要があるぞ。

 

 

お小遣いはいつからあげる?

いつからもらえる?

 

小学5年生にもなっているのに、自分が1月にどのくらいお金を使っているかわからないなんて・・・

 

急に不安になりました。

 

大人の私も1月にいくら使っているか完璧に把握しているわけではありませんが、子供が使うお金は多くはないし、内容も限られています。

 

お小遣い制にする時期が遅すぎたのでしょうか?

 

お小遣いをあげる時期に関するデータを検索してみました。

 

金融広告中央委員会が実施した「子どもとくらしとお金に関する調査(第3回)2015年度」によると、小学校低学年から高学年までどの学年でも、7割強の子供が「お小遣いをもらっている」と答えています。
これは、1ヶ月に1回もらう、ときどきもらうに限らずです。
どんな形であれ、7割強の小学生は、親が必要なものを買う他にお小遣いをもらっているんですね。

 

「お小遣いに関する記事」でも次のように書かれていました。

お小遣いを渡し始める時期は、親の考えや子供の個性によりそれぞれです。
子供がお金をどう使うか考えるきっかけになります。

 

いつからあげるといいのか?

まだ早いのか?

もう遅いのか?

 

私は、ずっと、お小遣いをあげる時期を気にしていましたが、あげる時期は悩むことではなかったんです。

 

親があげたお金を子供がどう使うのか?
子供と一緒に話し合うことで、お金の管理について考えるきっかけになることのほうが、大切なんですね。

 

ならば、今が「お小遣い制」を始めるタイミング!

 

 

 

お小遣いの相場は?いくらあげる?

お小遣いはいくら?

 

今まで、私は子供に1ヶ月で合計2,100円くらいのお金をあげていました。

 

それは、多いのか?少ないのか?

 

お小遣いをいくらあげるのかというデータをみると、多い方だったとわかりました。

 

金融広告中央委員会が実施した「子どもとくらしとお金に関する調査(第3回)2015年度」によると、小学生の月1回のお小遣いはいくらなのか表にしてみました。

 

回答が多かった金額

平均の金額

回答を並べたときの中央の金額

低学年(1,2年生)

500円

1,004円

500円

中学年(3,4年生)

500円

864円

500円

高学年(5,6年生)

500円

1,085円

1,000円

 

小学生の高学年は、回答が多かったのは500円ですが、平均の金額も中央の金額も、大体、1,000円くらいなんですね。
そして、お小遣いの使い道の順位も、どの学年も”お菓子やジュース代”が1位でした。

 

「お小遣いに関する記事」でも次のように書いてありました。

小学校高学年の場合、小遣いはいくらぐらいがよいのでしょうか。
各家庭の判断になりますが、一般的に小学校高学年で月1,000円くらいが妥当でしょうか。学校で使う文具や塾への交通費など必要経費は含めず、1ヶ月に子供が自由に使える純粋なお金です。

 

娘とお小遣いの金額について話し合うことにしました。

 

私「お小遣い1,000円っていうけど、よく考えてみて。足りなくないかな?」

娘「じゃあ、2,000円!」

私「そうじゃなくて、自分が1ヶ月にいくら使っているか計算してみて」

娘「ゲームに・・・おやつに・・・あっ!1,000円じゃ足りない。」

私「そうだね、足りないね。ただ、ゲームセンターは学校の先生から行かないようにと言われているし、今月末から休みの日は習い事に行きたいんだよね。」

娘「うん、ゲームセンターにいけなくなるね。」

私「お小遣いはどれくらい必要になるかな?」

娘「うーん、1,500円でもいい?」

私「わかった。今度、家族会議してOKかどうか確認しよう!」

 

我が家では、何かを決定するときに家族会議しています。

家族会議とはいっても、家族みんなが娘のことを共有することが目的なので、よほどおかしいことを言わない限りすぐに受理されます。

 

「こうしたいんだけど、いいかな?」

「いいよ!」

 

こんな感じです。

 

そして、正直なところ、娘から最初に言われてた1,000円でやりくりさせてもよかったのですが、現状、2,000円くらい使っている中で、1,000円では、月の途中で足りなくなる可能性があります。

 

自分で決めた金額だから、月の途中で「足りないからもう少しちょうだい」とさせるわけにはいかないと思いました。

 

1,500円という金額は、私が誘導させて言わせた感じではあります。

 

子供には、親から得た必要な情報をもとに、自分で設定金額を考える過程をしてほしかったので、金額は二の次でした。

 

 

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お小遣い帳はつけたほうがいい?

お小遣い帳

 

次に、どんなふうにお小遣い帳をつけさせた方がいいのか悩みました。

 

お小遣い帳をつける理由は、3つ。

①1ヶ月分のお小遣いという限られたお金の中でやりくりすることで、算数の能力が伸びる。
②1ヶ月分のお小遣いを想定して「必要なもの」「欲しいもの」「貯金」に分け、紙に書き出すことで、どこに何をいくら充てるかを配分することができ、お金を計画的に使うことを学べる。
③何に使うのか、何がなぜ必要かを認識させ、紙などに書き出して見える化することで、お金は欲すれば湧き出てくるものではなく「使ったら減る」ものだとわかり、ものを大切に使ったり、ものの選び方を身につけられる。

 

自分が買い物した過程をお小遣い帳につける。

 

言い換えれば、帳簿入する。
「簿記」の考え方なんですが、これって子供のうちから身につけた方がいいと考えています。

 

ただ、「お小遣い帳をつけよう」では、初めは物珍しくてするけど、すぐやめてしまうんですよね・・・子供のころの私がそうでした。

 

実際にお小遣い帳をつけている小学生は、金融広告中央委員会が実施した「子どもとくらしとお金に関する調査(第3回)2015年度」によると、2割程度でした。

 

お小遣い帳をつけている

低学年(1,2年生)

19.6%

中学年(3,4年生)

24.1%

高学年(5,6年生)

21.8%

 

「お小遣いに関する記事」でも次のように書かれていました。

小遣い帳を続けるポイントは親がきっちりし過ぎないこと。
細かい単位で「計算が合わない」などと言うと、子供は記録することを嫌がりかねません。
「雑費」という項目を設け、逃げ場をつくってあげるのも一つの方法です。

 

1週間に1度、月に1度でもいいので、フィードバックをしてあげましょう。

 

一緒に小遣い帳を見て「今月はお菓子を食べすぎちゃったかな?」「お金がたまってきたね、一緒に銀行の口座へ入れに行こうか?」など、何でも構いません。

 

 

そうだ!

慣れるまでは、お小遣い帳を一緒にみて、フィードバックしてあげよう!!

 

お小遣いの金額を決めたとき、娘がこんなことを聞いてきました。

 

娘「もしお小遣いが余ったら返すの?」

 

今までは、親である私が買っていたので、私からお金をもらって娘が支払いをしても、おつりは私に戻ってきました。

 

私「お小遣い制にするから返さなくていいよ。残ったら貯金するか、次の月にまわすか決めていいよ。」

 

娘がうれしそうだったので、そのまま「お小遣い帳をつけてみるとどれだけ余るかとかわかっていいんじゃないかな?

 

週末に一緒にお小遣い帳を買いに行こう!」と誘いました。

 

 

 

貯金をさせたほうがいい?

貯金箱

 

今のところは、1ヶ月のお小遣いの中からは貯金をしてもらうことは考えていません。

 

ただ、主人の母から何か買ってもらったり、お手伝いをしてお金をもらったりしたときは、子供には教えてもらうようにしています。

 

また、主人の母ともよく話すので、そこから「今日はこんなことがあってね・・・」と教えてもらうこともよくあります。

 

臨時でもらったお金は「貯金に回そうね」などルールをきめるといいかなとも思います。

 

 

 

お小遣いは、「固定制」?「報酬制」?

 

お小遣いには、2つのもらい方があります。

毎月一定額がもらえる「固定制」と、何かをすることでもらえる「報酬制」です。

 

それぞれ、メリットとデメリットがあります。

【メリット】

「固定制」・・・与えられた金額の中でやりくりができる、親が家計管理をしやすいこと。
「報酬型」・・・「労働の対価」との意識が芽生えやすく、子供のやる気を引き出せること。

 

【デメリット】

「固定制」・・・子供が他の家と比較する、何もしなくても毎月もらえると思いがちということ。
「報酬型」・・・お金をもらわないと動かなくなる、手伝いの内容で金額を変えると単価の高いものばかりやろうとするなど。

 

「固定制」の場合は、初めに毎月いくら必要か話し合い、項目を書き出して金額を決めることが望ましいです。

 

そして、子供自身が金額に納得すれば、他の過程と比較して不満をいうこともありません。

 

では、「報酬制」の場合はどうでしょうか?

 

 

 

「報酬型」は、お金で動く人間になる?

報酬

 

私は、家のお手伝いをしてお金をもらった経験はありません。

 

主人は、おばあちゃんの畑仕事を手伝うとおばあちゃんからお小遣いをくれたりしていましたが、「今日は、ちょっと手伝っただけだからいらないよ」というふうに、毎回もらったわけではありませんでした。

 

娘が小学校低学年のころ、主人の母に、「これ手伝ったら50円ちょうだい」と言ったことがあります。

 

はじまりは、主人の母が、娘がお手伝いしてくれたことに対してお駄賃をおげたことなのですが、これを聞いたとき、私はビックリしました。

 

「娘がお金で動く人間になってしまう?」

 

そもそも、私は、「家の手伝いはお金をもらってすることではない」という考え方です。
主人の家では、お手伝いをしたらの報酬に対して抵抗はありませんでした。

 

私は、一瞬、抵抗したい気持ちが芽生えました。

 

ただ、自分基準で物事を考えるのでは、視野が狭いと思い、それを娘や家族に強要するのも間違っていることだと考え直しました。

 

「仕事をした対価で収入を得る」という体験は、生きていくうえで必要な仕組みがわかるチャンスだ。

 

「お小遣いに関する記事」でも次のように書かれていました。

お金は基本的には、労働の対価としてもらえるもの、ということも伝えましょう。
労働の対価といったも大げさなものではありません。
家庭の中にある仕事、例えば皿洗い、風呂場洗い、洗濯物を干す・畳む、ゴミを捨てるなど、何でもいいのです。

 

1つの手伝いに対していくらと決めるのではなく「ゴミ捨てと風呂場洗い、洗濯物干しはあなたのお手伝いとして責任を持ってやってね」と手伝い全体の対価として小遣いを渡すなど、工夫してください。

 

家族の誰かが担っている家庭の仕事を、子供も手伝うように意識を向けていくこと、最低現1つでいいので本人に選ばせます。
自分の仕事だという意識づけになり責任感が生まれます。
その労働の対価として、小遣いをあげることをお勧めします。

 

 

「労働の対価」=「報酬」

 

「報酬型」のお小遣いは、主人の母と娘の間で始まったことです。
娘は、主人の母からもらった「報酬」をちゃんと大事に取ってあります。
いつもお手伝いしているわけでもないし、毎回もらっているわけでもないので、数年間で、3,000円ほどしか貯まっていません。

親からは、「固定制」
祖父母からは、「報酬制」

 

こういう形もいいのかもしれません。

 

 

 

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まとめ

空

 

子供に、お小遣いをあげるときは、やはり悩みます。

 

特に、月1回のお小遣い制になると、いつから始めたらいいのか?どのくらいあげたらいいのか?ちゃんと管理できるのかな?と、不安になります。

 

私は、金融広告中央委員会が実施した子どもとくらしとお金に関する調査(第3回)2015年度による結果と日経新聞の「子供のお小遣いに関する記事」を参考にしました。

Q. お小遣いはいつから?

A. 小学校低学年でも7割の子供がもらっていると答えています。

お小遣いを渡し始める時期は、親の考えや子供の個性によりそれぞれです。

子供がお金をどう使うか考えるきっかけになります。

 

Q. お小遣いの相場は?

A. 小学生は、500円~1,000円とも言われています。

 

Q. お小遣い帳はつけたほうがいい?

A. 小学生の2割が、お小遣い帳をつけています。

 

参考:金融広告中央委員会が実施した「子どもとくらしとお金に関する調査(第3回)2015年度」による結果と日経新聞の「子供のお小遣いに関する記事」

 

そして、娘と家族と一緒に経験していくことで、わかってきました。
いろんな意見があり、いろんな情報が飛び交いますが、大事なことは一つです。

 

お金について話す機会を家族で意識してつくること。

 

子供にとって、お小遣い制はお金の管理や世の中の仕組みをするチャンスです。

 

子供の教養を高めることにもつながります。

 

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>>お小遣い帳は100円均一で!子供が選ぶ3つのお小遣い帳を紹介!!

 

 

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