普段、パワーポイント(PowerPoint)を使ったことはあるけれども、MOSのパワーポイントを受験するとなると難しいのでは?と思われる方へ・・・実はそんなことはありません!
MOSのパワーポイントは、普段少しでもパワーポイントを使ったことがある人にとってMOS試験の中で難易度が一番低いのです。
Wordを使える人がMOS Word 2013を受けるよりも、Excelを使える人がMOS Excel 2013を受けるよりも最も試験勉強期間は要りません。
私は、2015年2月11日にMOS Powerpoint 2010を受験し、たった1日の勉強で合格点数979で合格しました。その時のテキストと勉強法をお伝えします。
MOSパワーポイントとは
Microsoft Office Specalist(マイクロソフト オフィス スペシャリスト)の略で、マイクロソフトがOfficeアプリケーションに関する理解度や操作スキルを認定する資格試験です。
その中でもMOSのパワーポイントは
MOS合格に役に立つテキストとは?
テキストは、よくわかるマスター MOS PowerPoint 2010 対策テキスト&問題集を使用しました。
MOS PowerPoint 2010に合格することを目的にした試験対策用教材です。 「内容評価基準」(試験範囲)を100%網羅、丁寧にわかりやすく解説し、合格への近道となるテキ ストです。
出題傾向を詳細に分析し、選りすぐりの模擬試験問題が5回分あります。
このテキストの6つの特徴をお伝えします。
1冊で万全の試験対策!
本書は、内容評価基準を網羅した的確な解説で基礎力を養い、本試験を徹底的に分析した模擬試験で実戦力を養うことができるテキスト& 問題集です。
出題範囲をすべてカバーしたわかりやすい解説!
内容評価基準で求められているすべての項目を学習できます。機能ごとに解説を学習してから練習問題を解くステップで効果的な学習を行えます。
本番さながらの模擬試験プログラムで実力アップ間違いなし!
添付のCD-ROMを使うと、制限時間50分で本番さながらの試験を体験できます。自動採点付きで試験結果が一目でわかり、合格の目安に役立ちます。
出題傾向を分析した選りすぐりの5回分の模擬試験、および、5回分から問題をランダムに出題するランダム試験をご用意しています。
機能アップしてより使いやすくなった模擬試験CD-ROM!
試験中に採点を確認したり、解答アニメを表示したりできるようになりました。 さらに、実習する画面解像度に合わせて模擬試験プログラムのウィンドウサイズを自由に変更できるようになり、より使いやすくバージョンアップしました。
インストラクショナル・デザインを考慮した学習方法で確実に!
学習目標を確認し、学習前後の理解度の伸長を把握しながら学習できます。苦手な分野は繰り返し学習して確実にマスターできます。 試験日に照準を合わせて計画的に学習するための「学習スケジュール表」や習熟度の伸長を把握するための「習熟度チェック表」もご用意しています。
受験者必読の役立つ情報が満載!
試験当日にあわてないように、試験イメージの確認や試験に臨む際の心構えについても記載しています。事前に確認しておくことで、万全の試験準備ができ、本来の実力を発揮することができます。
MOSパワーポイントは全部の問題を解く必要はない?!
よくわかるマスターMOS Powerpoint 2010 対策テキスト&問題集は、基礎力をつけるところと本番さながらの模擬試験の大きく2章にわかれていますが、私はその中の模擬試験の章だけしました。
模擬試験は5回分あるので、まずは1周し、何ができて何が出来なかったのかを確認して回答を確認して再度操作をしました。
その後はランダム試験を2周して同じように間違えた問題を再度操作するを繰り返しました。
このテキストは362ページあるのですが、279ページからの模擬試験のページだけ見ました。約4分の1だけしか使っていないんです。
そのため、たった1日の勉強で合格を可能にしたのです。
模擬試験だけを勉強した3つの理由
実力があっても本番で本来の実力が発揮できないということがよくあります。
本番で本来の実力を発揮するためには、パワーポイントの機能や操作方法を習得するだけでなく、”正確に”、”焦らずに”問題を解くことが大切です。
次の3つのことを視野に入れて、本試験同様の心構えで模擬試験に向かわれることをおススメします。
①出題形式に慣れる
一問一答の問題形式なので1問ごとに解決できます。
悩む問題はスキップして一旦飛ばしましょう。
わかる問題から取り組み、わからないことは後でまとめてすることを模擬試験で慣れておくことで、本番は焦らずに落ち着いてできます。
②時間配分を考える
試験時間は50分です。
最後のほうの問題で焦らないように約45分にはすべての問題が終わるようにしましょう。
③満点合格を目指す必要はない
1000点満点で550点~850点の範囲が目安となります。
大体7~8割取っておけば問題ないです。
テキストの模擬試験がほぼできた人は基礎力の問題も解いていかれると点数の向上に一役買えます。
実は本当は基礎力から模擬試験と順序よく勉強していきたかったのですが、こんな勉強法になったのは、自分が申し込んだ試験日まで時間がなかったというのが正直なところでした。
点数を7割から8割取れれば合格できると思っていましたが、なんと979点(1000点満点)もとれたので、少しでもPowerPointを使ったことがあれば、MOS PowerPoint 2010の勉強方法はこれで十分です。
MOS資格の6つのメリットとは
ここで、MOSパワーポイントをはじめとするMOS資格を取得する6つのメリットを紹介します。
①パソコンスキルを客観的に証明
「Excelが使える、Wordが使える」などといった目に見えないスキルを客観的に証明でします。資格はMicrosoft Officeのバージョンごとに取得できます。
②対策学習が実務力に直結
実際のアプリケーションソフトをコンピューター上で操作する実技試験なので、資格取得だけでなく、対策学習によってパソコンを使う実務力が付けられます。
③業務や作業効率が向上
さまざまな機能を効果的に使いこなすスキルが身につくため、職場でのパソコンを使った業務や作業の効率化が図れます。
④就職・転職時の実力アピールに
社会人の必須の資格の為、資格・転職時をはじめ、社内でのパソコンスキルのアピールに効果的です。また、多数の企業で社員教育として導入されています。
⑤取得結果をスピーディーに活用
「合否」の結果は、受験後すぐに判定。取得したその日から履歴書に記載して、就職・転職活動に活かせます。
⑥世界で通じる国際資格
世界的に行われている資格試験。
世界共通の「合格認定証」や「デジタル認定証」により、認定されたスキルは世界で通用します。
まとめ|MOSのパワーポイントは独学でもOK!しっかり取っていこう!!
MOSのパワーポイントは、普段少しでもパワーポイントを使ったことがある人にとってMOS試験の中で難易度が一番低いです。
また、試験形式がPowerPoint 2013から変わりました。
2010は一問一答形式だったのですが、2013からは初めから最後まで1つの作品を作り上げる形式に変更になったのです。
ということは、試験中の時間配分をしやすい一問一答形式はPowerPointは2010までなのです。
2010か2013かの選択はお持ちのパソコン環境にあわせたほうがいいので勉強しやすいご自宅のパソコンが2010ならMOS Powerpoint 2010で受けておいたほうが簡単に資格取得できます。
もちろん、2013が難しいのではありません。
1作品を作っていくので、より実践向きになっているだけです。
ただ、どちらを受けたとしても普段のPowerPointの使い方の違いには大差ありません。
ボタンの配置が違っていたり、2010より2013のほうかアニメーションが多くなったりとか使える機能が多少増えるだけです。
基本の使い方がわかれば、プレゼン資料ごとにプレゼンをする相手にわかりやすいように作り上げていくものなので、そちらのスキルが問われるだけです。
パソコン操作がどうこうではありません。
最新版の資格が欲しいなら話は別ですが、実践向きだからと2013を選択する必要性はないということです。
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