簿記3級の独学を難しいと感じる3つの理由と対策法とは?

簿記とは? 簿記3級
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知識ゼロから簿記3級を独学で勉強しようとするとき、聞きなれない用語や仕訳などで「簿記3級の独学って難しい」と感じ、苦戦しますよね。

 

スキルアップのため、簿記3級を取るように会社から言われた

経理の仕事に転職したい!簿記3級が資格要件だから

将来の夢、税理士を目指してまずは簿記3級から

 

自分の目標のために、「簿記3級の独学って難しい」と感じてしまってもやらなきゃいけない場合あります。

それならば

「簿記3級で独学は難しい!」

ではなく

「簿記3級ってこんなもんか・・・意外と簡単じゃん」

に切りかえてみましょう!

 

簿記3級で学ぶことがどんなことにつながっていくのかということがみえてくれば、苦手意識を持たずにもっとスムーズに勉強をすすめ、簿記3級合格にぐっと近づくことができます。

 

本記事では、簿記3級をやり始めて「簿記3級って難しい!独学なんて無理ー」と思っているあなたに、「なんだ、そういうことか」と簿記3級を難しく考えなくていいという話をします。

 

簿記3級に合格して、スキルアップし、自分の目標に近づけるようになりましょう。

 

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簿記3級の独学を難しいと感じる3つの理由と対策法

3つの方法

 

知識ゼロの初心者が、一から簿記3級の勉強を独学でしはじめたとき、簿記特有の仕訳と聞きなれない用語に頭を抱えます。

 

見たことがない世界は、無意識に苦手意識がつくものです。

 

仕訳って?

何?減価償却って?

そもそも計算が苦手なんですけど!

 

簿記3級を独学で勉強するときは、いきなり簿記の勘定科目や仕訳をみると意味不明でくじけそうになりがちです。


そんな場合には、事前に簿記3級でこういうことができるんだと全体のことを知ってからはじめたほうが理解度が増すことでしょう。

 

簿記3級独学が難しいと感じるハードルを下げ、難しく考えなくていいコツをご紹介します。

  1. 簿記3級独学が難しいと感じる理由:仕訳って何?
  2. 簿記3級独学が難しいと感じる理由:減価償却って何?
  3. 簿記3級独学が難しいと感じる理由:そもそも計算が苦手!!

 

それでは、順番に話していきますね。

 

簿記3級独学が難しいと感じる理由:仕訳って何?

仕訳

 

簿記3級独学が難しいと思うのは、簿記3級の知識が何の役に立つかわからないからです。

まず「仕訳(しわけ)」とはどういうものなのか?を見ていきましょう。

 

仕訳とは、「1,000円の商品を現金で買います」という行為を

「1,000円の商品を仕入れます」(借方)
「1,000円を現金で支払います」(貸方)

というふうに2つにわけて「借方(かりかた)」と「貸方(かしかた)」という言葉を使って表現します。

(借方)仕入 1,000(貸方)現金 1,000

(借方)の仕入は在庫が増えるし、(貸方)の現金はお金が減ることになります。

 

次に、売上の仕訳も同じように考えます。

「1,500円の商品を現金で売ります」という行為を

「1,500円を現金で受取ります」(借方)
「1,500円の商品を売ります」(貸方)

というふうに2つにわけて「借方(かりかた)」と「貸方(かしかた)」を使って表現します。

(借方)現金 1,500(貸方)売上 1,500

(借方)の現金はお金が増えるし、(貸方)の売上は在庫が売れて減ることになります。

 

このように、日々の営業活動を記録していくために「仕訳」を書いていきます。
最終的に、簿記の「仕訳」からできるのは、「貸借対照表(たいしゃくたいしょうひょう)」「損益計算書(そんえきけいさんしょ)」です。

 

それでは「貸借対照表」と「損益計算書」とはどんなものでしょうか?

「貸借対照表」は、現時点の会社の財務状況を知るためのもの、「損益計算書」は、一定期間の会社の経営成績を知るためのものです。

  • 貸借対照表は、現時点の会社の財務状況を知るためのもの
  • 損益計算書は、一定期間の会社の経営成績を知るためのもの

 

会社を経営していく中で、日々の取引を「現金出納帳」や「売掛金元帳」、「買掛金元帳」などで書いていきます。

日々の取引から「仕訳」を書き起こして「仕訳帳(しわけちょう)」をつくり、「水道光熱費」や「通信費」などの科目ごとに集計された「総勘定元帳(そうかんじょうもとちょう)」ができます。

そして最終的に「貸借対照表」「損益計算書」ができるのです。

 

仕訳から貸借対照表と損益計算書

 

 

この時点で、頭が痛くなりそうですね。

簡単に言うと、家計簿を毎日つけて、その月のお給料やその他の収入、家賃や水道光熱費などの支出を集計して「今月はいくら現金が残ったか?(貸借対照表)」「赤字になっていないか?(損益計算書)」を知ることと同じようなものだと思ってください。

 

レシートから家計簿

 

 

簿記3級では「残高試算表(ざんだかしさんひょう)」とか「精算表(せいさんひょう)」といった言葉で問題が出されます。

 

「残高試算表」とは、現時点の「貸借対照表」と「損益計算書」のことを言います。

「精算表」は、「残高試算表」に決算整理となる仕訳を入れる一覧表のことで、最終的な「貸借対照表」と「損益計算書」を作ります。

 

最終的な「貸借対照表」と「損益計算書」からこのお店の財務状況や経営成績がわかり、税金の計算もされます。

 

その「貸借対照表」と「損益計算書」を作っているのが簿記3級で学ぶ「仕訳」なのです。

 

簿記3級独学が難しいと感じる理由:減価償却って何?

顔見知り

 

簿記3級の勉強をはじめて戸惑うのは「勘定科目(かんじょうかもく)」という聞き慣れない用語です。

「現金」「売上」「仕入」と聞くと身近な言葉なのでそんなに抵抗なく「仕訳」ができます。

ただし、「減価償却費(げんかしょうきゃくひ)」は、日常生活で出てくる言葉ではないので、とっつきにくいと思われがちです。

「減価償却費」は、大きい買い物をした時に一度に費用計上するのでなく、一旦資産に計上し、法律で決められた年数で分割して計上する費用です。

 

例えば、100万円の機械を買ったとします。

その機械は使い捨てではありません。

何年も使っていきます。

その年の経費で全部入れてしまうと、その年の利益は大幅になくなります。

そこで、機械100万円を資産計上し、「減価償却費」いう科目で数年に分けて費用計上していきます。

 

用語の言葉の意味を聞いても、まだしっくりこないかもしれません。

こういった用語は、聞くだけでなく、書いたり、言葉にしたりすることで、徐々に自分の中に落とし込まれていき、次第に慣れていきます。

1問ずつでいい。完璧でなくてもいい。

毎日コツコツ解いていくと、自然に頭に入ってくるようになります。

 

 

簿記3級独学が難しいと感じる理由:そもそも計算が苦手!!

パズル

 

簿記3級って理系でしょ?そもそも計算が苦手なんですー!!という場合でも安心してください。

「簿記ができる」ということは「計算ができる」ということではありません。

 

税理士事務所に就職したり、会社の経理に配属されると「簿記3級もっているなら仕訳できるよね」と、あなたは「仕訳ができる」人だと先輩方や上司は受け取ります。

 

「仕訳」とは、お店の財務状況や経営成績がわかる「貸借対照表」「損益計算書」というパズルをつくるためのピースです。

 

私たちは、パズルのピースを作っているのです。

 

毎日の現金の取引を書いた「現金出納帳」
通帳の取引を書いた「預金出納帳」
売上の取引を書いた「売上帳」や「売掛金元帳」
仕入の取引を書いた「仕入帳」や「買掛金元帳」 など

 

それぞれに書かれた日々の取引を「仕訳」というパズルのピースに変えて「貸借対照表」と「損益計算書」というパズルを組み立てるのです。

 

従って、算数のように難しい計算はありません。

 

電卓があれば十分ですし、今の時代は会計ソフトに「仕訳」を入れるだけで「貸借対照表」と「損益計算書」をつくってくれるので、「仕訳」というパズルのピースを作るだけで済みます。

 

ただ、会計ソフトで簡単にできるとはいえ、仕組みをわかっていなければなりません。

 

簿記3級では、次の4つのことを学びます。

  1. 「仕訳」という「パズルのピース」を作ります。
  2. 「残高試算表」というその時点の「貸借対照表」と「損益計算書」を作ります。
  3. 「決算整理」という「仕訳」の「最後のピース」を作ります。
  4. 「精算表」という「決算整理」が入った表を作り「貸借対照表」と「損益計算書」を作ります。

 

「仕訳」というパズルのピースから「貸借対照表」「損益計算書」というパズルを完成させるのが、簿記3級で学ぶことです。

簿記は算数ではありません。

パズルのピースを組み立ててパズルを完成させるだけなのです。

 

 

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簿記3級は簿記のほんの入口!独学でも合格できる!

簿記3級合格は難しくない

 

簿記は誰でも受けることが可能です。

私は、高校も大学も専攻が商業系ではなかったため、「簿記」という言葉すら知らずに、社会人になりました。

私のように簿記初心者でも、1日1~2時間の勉強を2か月して簿記3級合格、簿記2級を1年かけずに合格しています。

勉強方法は、本屋さんで自分でテキストを選び、そのテキストを頼りに自宅勉強をする・・・要するに独学です。

 

簿記3級を独学で合格するのが難しくない理由を、日本商工会議所のサイトから簿記1~3級の概要を紹介してからお伝えします。

【各級のレベル】

1級

公認会計士、税理士などの国家資格への登竜門。

合格すると税理士試験の受験資格が得られる。 極めて高度な商業簿記・会計学・工業簿記・原価計算を修得し、会計基準や会社法、財務諸表等規則などの企業会計に関する法規を踏まえて、経営管理や経営分析ができる。
大学等で専門に学ぶ者に期待するレベル。

 

2級

経営管理に役立つ知識として、最も企業に求められる資格の一つ。

企業の財務担当者に必須。 高度な商業簿記・工業簿記(原価計算を含む)を修得し、財務諸表の数字から経営内容を把握できる。
高校(商業高校)において修得を期待するレベル。

 

3級

ビジネスパーソンに必須の基礎知識。

経理・財務担当以外でも、職種にかかわらず評価する企業が多い。 基本的な商業簿記を修得し、経理関連書類の適切な処理や青色申告書類の作成など、初歩的な実務がある程度できる。
中小企業や個人商店の経理事務に役立つ。

 

【試験科目・合格基準】

試験科目

制限時間

合格基準

1級

商業簿記・会計学

1時間30分

70%以上

ただし、1科目ごとの得点は40%以上

工業簿記・原価計算

1時間30分

2級

商業簿記・工業簿記

2時間

70%以上
商業簿記60点満点、工業簿記40点満点

3級

商業簿記

2時間

70%以上

 

【受験資格】

学歴・年齢・性別・国籍による制限はありません。

※2級や1級からの受験や、1・2級、2・3級の併願受験も可能です。

 

簿記3級が初心者向きな理由は、ただ1つです。

受験科目が1つだけなので、非常に勉強しやすいということです。

簿記の試験科目は、4科目あります。

  • 商業簿記
  • 会計学
  • 工業簿記
  • 原価計算

簿記3級は、この4科目の中の1科目である「商業簿記」だけなんです。

一気に4科目を勉強するより、1科目から負担なく始められます。

他の科目をみることがないので、「商業簿記」だけに集中できます。

また、「商業簿記」は、簿記1級にも簿記2級にも試験科目としてあります。

簿記3級における「商業簿記」の試験内容は、簿記1級、簿記2級レベルの手前である基本の部分だけなのです。

さらに、簿記1級は大学レベル、簿記2級は高校レベルです。

ということは、簿記3級は、高校生以下でも十分に取得することができます。

 

日商簿記3級の最年少合格者は、高知県の小学6年生の女の子(2006年2月合格)、岡山県の小学6年生の男の子(2006年11月合格)と二人とも小学6年生です。

 

小学生でも簿記3級合格可能なのですね!

簿記3級は、初心者にとって、少ない負担で受験できる資格なのです。

 

 

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まとめ

勉強中

 

知識ゼロの方が、一から簿記3級の勉強を独学でしはじめたとき、聞きなれない用語と仕訳に頭を抱えます。

見たことがない世界は、無意識に苦手意識がつくものです。

簿記3級が難しいと感じるハードルを下げ、難しく考えなくていいコツをご紹介します。

  1. 仕訳って何?→仕訳からできるものを知っておこう!
  2. 減価償却って何?→聞きなれない用語はコツコツと!
  3. そもそも計算が苦手!!→簿記は算数ではなく、パズルだ!

 

簿記3級の知識は、何の役に立つのか?
簿記3級で学ぶことってこういうことになんだ!

簿記を学ぶ前に、全体のことを少し知っておくと、勉強していても理解度が増し、効率化につながります。

また、簿記の試験科目は、4科目です。

  • 商業簿記
  • 会計学
  • 工業簿記
  • 原価計算

 

簿記3級は、4つの科目の中でも「商業簿記」の1つだけ。

しかも基本的な部分なんです。

 

これなら、独学でもなんとかできそうですよね!

簿記3級は、簿記初心者にとって、いろんな資格試験の中で割と取得しやすい資格なのです。

 

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