「資格もないし、この先どう働けばいいんだろう」
そのような不安を感じていませんか?
特に40代・50代になると、再就職や将来のお金、老後への不安を感じる方も多くなります。しかし、いざ勉強を始めようとしても、「今さら覚えられるのかな」「独学で本当に合格できるのかな」と不安になりますよね。
実際に筆者自身も、子育てをしながら未経験で簿記3級に挑戦し、不安や挫折を感じながら勉強を続けていました。
この記事では、簿記3級が「難しい」と言われる理由や、独学で合格するコツなど、実体験をもとにわかりやすく解説します。読み終わる頃には、「自分にもできるかもしれない」と前向きな気持ちになれるはずです。
簿記3級の独学は本当に難しい?
簿記3級は「初心者向け資格」と言われる一方で、「独学だと難しい」という声も多い資格です。特に、勉強から長く離れていた方や、仕事・育児と両立しながら学ぶ方にとっては、最初の壁を高く感じやすいかもしれません。
ここでは、簿記3級が「難しい」と言われる理由や、必要な勉強時間について、わかりやすく解説します。
簿記3級が「難しい」と言われる理由
簿記3級が「難しい」と言われる理由の一つは、最初に出てくる専門用語がわかりにくいことです。
「借方」「貸方」「仕訳」など、普段聞き慣れない言葉が多く、最初は内容が頭に入りにくいと感じる方も少なくありません。また、単純な暗記だけではなく、「お金の流れ」を理解する必要があるため、慣れるまで時間がかかることもあります。
独学の場合は「この理解で合っているのかな?」と不安になりやすい点も難しさの一つです。ただし、最初の壁を越えると徐々にルールが理解できるようになり、問題も解きやすくなっていきます。
実際の合格率と必要な勉強時間
簿記3級の合格率は、試験方式によって差はありますが、おおよそ30〜40%前後と言われています。この数字だけを見ると難しく感じるかもしれません。
しかし、簿記3級は「しっかり勉強した人」が合格しやすい資格です。途中で勉強をやめてしまう人も多いため、合格率が低めに見えている部分もあります。
必要な勉強時間の目安は、一般的に80〜150時間程度です。毎日1時間ほど勉強できれば、3〜5ヶ月程度で合格を目指せるケースが多いでしょう。
仕事や家事、育児をしながらだと大変ですが、短期間で詰め込むよりも、「毎日少しずつ続けること」が合格への近道になります。
数学が苦手でも簿記3級は合格できる
「計算が苦手だから簿記は無理そう」と不安に感じる方は多いですが、簿記3級で必要なのは高度な数学力ではありません。
実際には、足し算・引き算・掛け算・割り算が中心で、難しい数式を使う場面はほとんどありません。大切なのは、数字を計算する力よりも、「お金の流れをルールに沿って整理する力」です。
そのため、数学が苦手な方でも、問題を繰り返し解いていくことで少しずつ慣れていけます。
実際に筆者自身も、会計未経験から独学で簿記3級を取得し、その後は税理士事務所への再就職につなげることができました。
「数学が苦手だから」と諦める必要はありません。コツコツ続けることが合格への一番の近道です。
数学が苦手な人が簿記3級に合格できる理由や、つまずきやすいポイントの対策について詳しく知りたい方は、こちらの記事も参考にしてください。
関連記事:簿記3級は数学が苦手な人でも合格できる?数学苦手でも合格できる5つの理由とは?
実際に独学して感じた「難しかったポイント」
簿記3級は独学でも合格を目指せる資格ですが、実際に勉強してみると、想像以上に苦労する場面もありました。
ここでは、実際に独学して感じた「難しかったポイント」について、リアルな体験をもとにお伝えします。
最初は専門用語がまったく理解できなかった
簿記の勉強を始めた頃、最初につまずいたのが専門用語でした。
「借方」「貸方」「仕訳」「勘定科目」など、普段の生活では聞き慣れない言葉ばかりで、テキストを読んでも内容がなかなか頭に入ってきませんでした。
特に最初の頃は、「何を覚えればいいのか」すらわからず、問題集を見ても意味が理解できない状態でした。何度読んでも理解できず、「自分には向いていないのかもしれない」と感じたこともあります。
ただ、同じ内容を繰り返し学習するうちに、少しずつルールが見えてくるようになりました。最初から完璧に理解しようとせず、「慣れること」を意識したことで、徐々に勉強が進めやすくなっていきました。
子育てしながらの勉強時間確保が大変だった
簿記3級の勉強で特に大変だったのが、勉強時間を確保することでした。
当時は子育て中で、家事や育児に追われる毎日でした。子どもが小さいうちは、自分の時間を作ること自体が難しく、まとまった勉強時間を取れない日も少なくありませんでした。
実際に筆者自身も、「子どもが寝た後に少しだけ勉強する」「家事の合間に問題集を見る」といった形で、少しずつ学習を進めていました。
疲れて何もしたくない日もありましたが、「将来のために資格を取りたい」という思いが支えになっていたと思います。
簿記3級は短期間で一気に勉強するよりも、毎日少しずつ積み重ねることが大切だと実感しました。
一人だと「これで合ってる?」が不安になる
独学で勉強していると、「この解き方で合っているのかな?」と不安になることがよくありました。
学校や講座のように質問できる相手がいないため、わからない部分を自分だけで解決しなければならないからです。特に簿記は、「なぜそうなるのか」を理解することが重要なので、一度つまずくと、その後の内容もわからなくなりやすいと感じました。
また、独学は誰にも勉強状況を管理されないため、モチベーションを維持するのも簡単ではありません。「今日は疲れたからいいや」と勉強を後回しにしてしまうこともありました。
だからこそ、独学では「完璧を目指しすぎないこと」と、「毎日少しでも続けること」がとても大切だと感じています。
それでも簿記3級を取って人生が変わった
簿記3級の勉強中は、「難しい」「もうやめたい」と感じることも何度もありました。しかし、実際に資格を取得したことで、働き方や考え方に大きな変化が生まれました。
特に大きかったのは、「自分にもできた」という自信が持てたことです。資格を取ったことで再就職への一歩を踏み出せるようになり、その後の働き方や収入にもつながっていきました。
ここでは、簿記3級を取ったことで感じた変化についてお伝えします。
税理士事務所への再就職につながった
簿記3級を取得したことで、再就職への意識が大きく変わりました。
当時は子育て後の再就職に不安を感じており、「資格も経験もない状態で働けるのだろうか」と悩んでいました。しかし、「事務職に就きたい」「安定した仕事をしたい」と考え、まず挑戦したのが簿記3級でした。
もちろん、資格を取っただけですぐに仕事が決まったわけではありません。未経験という壁もあり、就職活動では何度も不安を感じました。
それでも、「学ぶ姿勢がある」と評価していただき、最終的に税理士事務所へ再就職することができました。簿記3級は、知識だけでなく「これから頑張りたい」という気持ちを伝える武器にもなったと感じています。
「簿記3級を取ったら転職できる?」「事務職や経理職を目指すには何が必要?」と気になる方は、こちらの記事もぜひご覧ください。簿記3級を活かして転職を成功させるコツや、あわせて身につけたいスキルについて詳しく解説しています。
関連記事:簿記3級だけでは転職は厳しい!簿記3級以外にも必要なスキルや転職のコツとは?
お金や税金への苦手意識がなくなった
簿記を学んで大きく変わったのが、「お金」や「税金」に対する苦手意識でした。
勉強を始める前は、家計や税金についても難しいイメージが強く、なんとなく苦手と感じていました。しかし、簿記を通してお金の流れを理解できるようになると、ニュースや税金の話も少しずつ理解できるようになっていきました。
また、家計管理についても以前より意識するようになり、「どこにお金を使っているのか」を考える習慣が身についたと感じています。
簿記3級は単なる資格勉強ではなく、「お金の基本」を学べる資格でもあります。仕事だけでなく、日常生活にも役立つ知識が多いため、学んで損はない資格だと思いました。
40代以降の資格取得にもつながった
簿記3級を取得できたことは、その後の資格取得にも大きくつながりました。
最初は「自分に資格なんて取れるのだろうか」と不安でしたが、一つ資格を取得したことで、「次も頑張ってみよう」と思えるようになったのです。
実際に筆者自身も、簿記3級取得後に簿記2級へ挑戦しました。1回目は不合格でしたが、「ここで諦めたくない」という思いで再挑戦し、2回目で合格することができました。さらに、その後はMOSや巡回監査士補、宅建士などの資格取得にも挑戦しています。
年齢を重ねると、「今さら勉強しても意味がない」と感じることもあります。しかし、学び始めることで、自分の未来や働き方は少しずつ変わっていくのだと実感しています。
「簿記3級の次は何を目指せばいい?」「転職や収入アップにつながる資格を知りたい」という方は、こちらの記事も参考にしてください。あなたの目標や働き方に合った次の一歩が見つかるはずです。
関連記事:簿記3級の次の資格は何を取るといい?キャリアを左右する最適な選択とは?
簿記3級に独学で合格するためのコツ
簿記3級は独学でも十分合格を目指せる資格ですが、途中で挫折してしまう人が多いのも事実です。
特に未経験から勉強を始める場合は、「難しくてわからない」「勉強時間が取れない」と感じやすく、思うように進まないこともあります。
ここでは、実際に独学して感じた「合格するためのコツ」をご紹介します。
最初から完璧を目指さない
簿記3級を独学で勉強する際に大切なのは、最初から完璧を目指しすぎないことです。
初心者の方ほど、「全部理解してから次へ進もう」と考えてしまいがちですが、簿記は実際に問題を解きながら慣れていく部分も多い資格です。
特に最初は、借方・貸方や仕訳など、聞き慣れない言葉が多く出てくるため、「わからない」と感じるのは自然なことです。そこで止まってしまうと、なかなか前に進めません。
まずは「今はなんとなく理解できればOK」くらいの気持ちで進めることが大切です。繰り返し学習していくうちに、少しずつ内容がつながって理解できるようになります。
毎日15分でも続ける
簿記3級の勉強で重要なのは、「長時間勉強すること」よりも、「毎日続けること」です。
仕事や家事、育児をしながらだと、まとまった勉強時間を確保するのは簡単ではありません。実際に筆者自身も、子どもが寝た後や家事の合間など、スキマ時間を活用しながら勉強していました。
特に独学の場合は、一度勉強を止めてしまうと、モチベーションが下がりやすくなります。そのため、「今日は15分だけ問題を解く」「テキストを2ページ読むだけでもOK」と、ハードルを低くすることが大切です。
少しずつでも毎日続けることで、知識が定着しやすくなり、結果的に合格へ近づいていきます。
過去問より「基礎理解」を優先する
簿記3級では、最初から過去問ばかり解くよりも、まずは基礎を理解することが大切です。
特に初心者のうちは、「なぜこの仕訳になるのか」が理解できていない状態で問題だけ解いても、なかなか点数につながりません。
簿記はルールを理解すると、一気に問題が解きやすくなる資格です。そのため、最初は焦って問題数をこなすよりも、「お金の流れ」をイメージしながら学習することをおすすめします。
基礎が身につくと、過去問を解いた時にも「なぜ間違えたのか」が理解しやすくなり、効率よく実力を伸ばせるようになります。
遠回りに見えても、まずは基本をしっかり理解することが、独学合格への近道です。
効率よく基礎を固めながら合格を目指したい方は、こちらの記事もぜひ参考にしてください。初心者でも取り組みやすい勉強の進め方を、5つのステップに分けてわかりやすく解説しています。
関連記事:簿記3級の勉強方法は独学でOK!効果的な勉強方法5ステップを紹介
独学が不安な人ほど「続けやすさ」が重要
簿記3級は独学でも合格を目指せる資格ですが、実際には「途中で勉強をやめてしまった」という人も少なくありません。
ここでは、特に「独学が不安な人」が意識したいポイントをご紹介します。
何から始めればいいかわからない人
簿記3級を勉強しようと思っても、「まず何をすればいいのかわからない」と感じる方は多いです。
テキストや問題集も種類が多く、ネット上にもさまざまな勉強法があるため、初心者ほど迷いやすくなります。
特に独学では、「このやり方で本当に合っているのかな?」という不安を感じやすく、勉強を始める前の段階で止まってしまう人も少なくありません。
そのため、初心者の方ほど、「基礎から順番に学べる教材」を選ぶことが大切です。最初から難しい問題に挑戦するよりも、基本を一つずつ理解しながら進めるほうが、結果的に挫折しにくくなります。
まずは「完璧」より、「勉強を始めること」を優先しましょう。
一人だと挫折しやすい人
独学で最も大変なのは、「一人で勉強を続けること」です。
学校や講座のように課題や締切があるわけではないため、自分でモチベーションを維持しなければなりません。しかし、仕事や家事で疲れていると、「今日はやめておこう」と勉強を後回しにしてしまうこともあります。
また、わからない部分が出てきた時に相談できる相手がいないため、そのまま勉強が止まってしまうケースも少なくありません。
そのため、「一人だと続ける自信がない」と感じる方は、通信講座などを活用するのも一つの方法です。勉強ペースを作りやすくなり、「やらなきゃ」という気持ちを維持しやすくなります。
続けられる環境を作ることが、合格への近道です。
仕事・育児と両立したい人
簿記3級に挑戦する方の中には、仕事や育児をしながら勉強する人も多いです。
しかし、毎日忙しい中で勉強時間を確保するのは簡単ではありません。実際に筆者自身も、子育てをしながら勉強していたため、「今日は疲れて何もしたくない」と感じる日もありました。
そのような状況では、「毎日2〜3時間勉強する」と高い目標を立てるよりも、「15分だけ問題を解く」といった続けやすい方法のほうが現実的です。
また、スキマ時間を活用できる教材や、自分のペースで進められる学習方法を選ぶことも重要になります。
無理なく続けられる環境を作ることが、仕事や育児と両立しながら合格を目指すポイントです。
40代・50代からでも簿記3級は人生を変える
「今さら資格を取っても意味がないかもしれない」「40代・50代から勉強しても遅いのでは?」と不安に感じる方は少なくありません。
ここでは、40代・50代から簿記3級を取るメリットについてお伝えします。
資格があるだけで再就職の自信につながる
40代・50代で再就職を考えると、「自分には何も武器がない」と不安になる方も多いです。
特に、ブランクがある場合や未経験職種へ挑戦する場合は、「採用されるだろうか」と自信を失いやすくなります。
そのような中で、簿記3級は「学ぶ姿勢があります」「基礎知識があります」と伝えられる資格になります。もちろん、資格があるだけで必ず採用されるわけではありません。しかし、履歴書に書ける資格があることで、気持ちの面でも大きな支えになります。
実際に筆者自身も、簿記3級取得後に税理士事務所への就職を目指し、その後の再就職につなげることができました。
資格は、未来を変える「最初の自信」になることもあるのです。
「もっと早く取ればよかった」と感じた理由
簿記3級を取得して感じたのは、「もっと早く勉強しておけばよかった」ということでした。
簿記を学ぶことで、お金や税金への理解が深まり、仕事だけでなく日常生活でも役立つ知識が増えたからです。また、「自分でも勉強を続けられた」という経験が、大きな自信にもなりました。
年齢を重ねると、「今さら挑戦しても遅い」と考えてしまいがちです。しかし、実際には始めなかった後悔のほうが大きいと感じています。
筆者自身も、簿記3級取得後に簿記2級や宅建士など、新しい資格へ挑戦するようになりました。
小さな一歩でも、学び始めることで未来は少しずつ変わっていくのだと思います。
独学が不安なら通信講座を活用するのも選択肢
簿記3級は独学でも合格を目指せますが、「一人だと続けられるか不安」という方も多いと思います。
特に40代・50代になると、仕事や家事、家族のことなどで忙しく、若い頃のように勉強時間を確保するのが難しくなることもあります。
そのような場合は、通信講座を活用するのも一つの方法です。教材が順番に整理されているため、「何から勉強すればいいのかわからない」という不安を減らしやすくなります。
また、スケジュール管理や質問サポートがある講座なら、独学よりも継続しやすいと感じる方も多いでしょう。
大切なのは、「独学にこだわること」ではなく、自分に合った方法で学び続けることです。無理なく続けられる環境を選ぶことが、合格への近道になります。
独学・問題集中心の学習・通信講座にはそれぞれメリットとデメリットがあります。自分に合った学習方法を見つけたい方は、こちらの記事も参考にしてください。
関連記事:【社会人向け】簿記3級は問題集のみでも合格できる?テキストがいらないと言われる理由と欠点
まとめ|簿記3級は「資格がない不安」を変える第一歩
簿記3級は、「独学だと難しい」と言われることも多い資格です。実際に、専門用語の理解や勉強時間の確保、一人で学習を続ける不安など、途中で挫折しそうになる場面もあるでしょう。
しかし、簿記3級は未経験からでも十分合格を目指せる資格です。特別な学歴や才能が必要なわけではなく、毎日少しずつでも学習を続けることで、着実に知識を身につけられます。
「資格がないことが不安」「将来の働き方に悩んでいる」という方にとって、簿記3級は未来を変えるきっかけになる資格です。
もし独学に不安を感じる場合は、通信講座などを活用しながら、自分に合った方法で学習を続けてみてください。大切なのは、完璧にやることではなく、学び始めることです。


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