建設業で事務を務める40代女性です。
以前は接客業に従事しており、接客業から事務職のパートに転職しました。
志望動機は「子供との時間確保」のため!
少しでも長く事務職として働くために、簿記3級を取得しました。
簿記3級は、会社の会計をする上で第一歩となる資格です。
本記事では、接客業から事務職へと転職し、事務職に役立つ簿記3級を取得した話をします。
事務職ならではのキャリアアップを目指して資格取得していきましょう!
接客業から事務職へ!転職の志望動機は子供との時間確保
接客業から事務職へ転職の志望動機は「子供との時間確保」です。
以前勤務していた接客業は基本シフト制で不規則な仕事でした。
子育てしながら働く主婦もいるのですが、土日仕事だと子供の学校の休みと合わず、私は子供との時間をもっと多く取りたいと考えました。
そして、このまま時間が不規則な接客業を続けるのが難しいと考え、早速事務職へ転職!
ただ、私は事務職に関して無資格未経験。
子供との時間のためと接客業から事務職へ転職しましたが、この先、慣れない職場でやっていけるか不安でした。
次第に今後のために何か資格を取ろうと考えるようになりました。
接客業から事務職へ転職!新たに学ぶなら簿記3級がベスト!!
仕事と子育てとの両立を踏まえながら、事務職でキャリアアップしていくためには、どんな資格があるだろう?と調べたところ、事務職なら経理の知識をつけたいと考え、簿記3級を受けることにしました。
簿記3級の勉強に使ったのはこちらのテキスト「スッキリわかる 日商簿記3級」です。
書店でいくつかのテキストを比較検討して、次の4つの理由からこのテキストを選びました。
- テキストと問題集がひとつになっていること
- その業界で有名な出版社・講師であること
- 内容がわかりやすそうなこと
- 安価なこと
仕事と子育てを両立しながら、簿記3級を学んでいくために選んだテキストは、無事に私を簿記3級に導いてくれました。
簿記3級合格に導いた「スッキリわかる 日商簿記3級」とは?
簿記3級取得に役立ったテキスト「スッキリわかる 日商簿記3級」は、資格テキストで有名なTAC出版です。
簿記3級のスッキリシリーズの初版は2007年と歴史があり、毎年試験要項に合わせて改訂しているため、簿記3級受験者に長年愛されています。
また、「スッキリわかる 日商簿記3級」は、テキストを読んで問題を解くという、反復練習に適しています。
反復練習に適している理由は、テキストと問題集がひとつになっているからです。
「スッキリわかる 日商簿記3級」はテキストと問題集が1冊でまとまっているため、持ち運びに便利で、外出先の待ち時間などに短期間で反復練習ができ、まとまった勉強時間が取れない私にとってすごく使いやすいテキストでした。
「スッキリわかる 日商簿記3級」は簿記テキスト第1位!
「スッキリわかる 日商簿記3級」は簿記テキスト第1位といわれています。
下の画像は、2021年1~12月 紀伊国屋書店・三省堂書店・TSUTAYA・丸善ジュンク堂書店の各データをもとにTAC出版が調べた簿記検定対策書籍商品別累計金額年間ランキングです。
上位15位中、TAC出版が14点ランクインしているのもスゴイですが、その中で第1位が「スッキリわかる 日商簿記3級」というのが驚異的な快挙ですね!
「スッキリわかる 日商簿記3級」にも残念な点はある?
「スッキリわかる 日商簿記3級」にも残念な点があります。
テキストと問題集が一体型で、簿記3級の試験対策に徹しているため、簿記全般についての知識までカバーしきれない面です。
これは「スッキリわかる 日商簿記3級」に限らず、本屋でテキストを買って独学で勉強される方にとってよくある話です。
簿記3級合格して税理士事務所に入ったけど、試験問題と実務との違いにはじめは戸惑ったという話もききます。
当時、私自身は経理の実務をしていたわけではないので、試験に受かるための勉強と思えば、特に不便は感じませんでした。
「スッキリわかる 日商簿記3級」は初心者向き!
接客業から事務職に転職した私は、初めは簿記のぼの字も知りませんでした。
そんな初心者の自分でも「スッキリわかる 日商簿記3級」はわかりやすく理解できたので、初心者向きのテキストです。
文字も大きく、イラストが多用されているため、どの年代の方にもとっつきやすいのではないでしょうか。
かわいい猫のキャラクターが、実際の取引をイラストで表してくれるのでイメージしやすくわかりやすかったです。
また、簿記3級のテキスト選びで気を付けたいポイントを記事にしましたので、合わせてご覧ください。
>>簿記3級独学のためのテキスト!いきなり買ってはならない3つの理由とは?
自ら時間制限をかけた勉強スタイルで一発合格!
簿記3級は勉強を始める前に試験を申し込みました。
通常、簿記初心者ならば、簿記が理解できるかどうか少し勉強してから試験申し込みだと思います。
私の場合は、次の簿記3級に絶対合格する!そのためにスキマ時間を活用して勉強スタイルを組み立てる!と自ら時間制限をかけて、やり切る決意をしました。
おかげで、簿記3級に一発合格!
「スッキリわかる 日商簿記3級」のテキスト代のみで簿記3級をすぐ取得できたので、コストパフォーマンスもよかったです。
自ら時間制限という設定は、少しハードかなと思いましたが、もともと「スッキリ〜」のテキストと問題集が1冊にまとまっているので、ペース配分が立てやすく、効率よく勉強ができ、結果オーライでした。
まとめ|接客業から事務職へ。簿記3級は次へのステップにつながる。
接客業から事務職へ転職の志望動機は「子供との時間確保」です。
以前勤務していた接客業は基本シフト制で不規則な仕事でした。
子育てしながら働く主婦もいるのですが、土日仕事だと子供の学校の休みと合わず、私は子供との時間をもっと多く取りたいと考えました。
接客業から事務職へ転職した後、スキルアップのために簿記3級を取得しましたが、実は事務職と言っても経理ではなかったため、あまり使うことはありませんでした。
しかし、当時の仕事は小売店での営業事務のパートでしたので、商品売買の仕組みや考え方がわかった面はよかったですし、商品の価格設定(見積り)の仕事にも利益の考え方について簿記の知識は役立ちました。
今回の簿記3級取得は、今後、事務職のキャリアアップとして、経理職を視野に入れていく第一歩となり、次に挑戦していく資格(建設業経理士)の足がかりとなりました。
接客業から事務職に転職したなら、まずは事務職のキャリアアップを目指して簿記3級を取得してみると、仕事の幅が広がってよいですよ。
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