MOSマスターを履歴書に書くと就職や転職に有利になります。
MOSマスターを取得すると、複数のアプリケーションを効果的に使えるスキルが身につくため、仕事や作業の効率アップが図れるからです。
MOSマスターを取得した方の声としてMOS公式ページでは次のように書かれています。
「オフィス マスター取得という結果が、自分自身の自信にもつながった」
「複数科目の合格を目標にするので、取得後の達成感が違う」
「いろいろな仕事を任せられるようになり、上司や同僚からの信頼感が高まった」
「総合的なスキルや複数科目の挑戦結果を客観的に提示でき、就職や転職活動に有効だった」
MOSマスターを取得することで、自信につながったり、就職活動だけでなく転職にも有効だったりと良い傾向がみられます。
本記事では、どのようにすれば、MOSマスターになれるのか?MOSマスターを履歴書に書くと本当に就職に有利なのか?をお伝えしていきます。
MOSマスターとは?
正式には
Microsoft Office Specialist Master/マイクロソフトオフィススペシャリストマスター
または
Microsoft Office Master/マイクロソフト オフィス マスター
とも言います。
略してMOSマスターは、同一バージョン内(Office 2016、Office 2013、Office 2010)で所定の4科目に合格した方に贈られる栄えある称号です。
複数のアプリケーションソフトの総合的なスキルを証明するマイクロソフト オフィス マスターの認定証が発行されます。
MOSマスターって日本でどのくらいいるの?
MOSマスターの累計認定者数は7万人を超えました。
2015年12月31日では75,052名でしたので年間3,753名の増加です。
日本国内のマイクロソフト オフィス スペシャリスト(MOS)実施に関するデータから抜粋いたしました。
ちなみに、MOSの累計受験者数は、380万人を超えています。
2015年12月31日では3,678,598名でしたので年間173,120名の増加です。
この人数は「合格者」ではなく「受験者」であること(つまり不合格者を含む)及び「累計」であるため以前のバージョンの受験者も含んでいることに注意が必要です。
MOS試験を受験した方でマスターまで取得された方は、約2%です。
また、日本の総人口は、1億2693万3千人(平成28年10月1日現在)で、そのうち15~64歳人口は 7656万2千人です。
日本の人口15~64歳の方でMOSマスターを認定されている方は、約0.005%です。
この数字、あなたならどうみますか?
取得に必要な条件とは?
Officeのバージョンにより取得に必要な科目が変わります。
MOS 2016マスター
Office2016バージョンの一般スキルから上級スキルまで、総合的なスキルを証明します。
Word 2016 Expert(上級)
Excel 2016 Expert(上級)
PowerPoint 2016 [選択1科目]
Access 2016 または Outlook 2016
MOS 2013マスター
3つのマスターコース(Wordコース、Excelコース、エキスパートコース)のうち、いずれかを取得することにより、認定されます。
【Word コース】
Wordコースは、Wordの上級スキルを取得することに焦点を当てます。これにExcel 2013(一般)と選択1科目を取得することで、複数のOffice アプリケーションを使いこなすスキルを証明します。営業、マーケティング、法律関係、ジャーナリズムなどの分野でのキャリアを目指す人に適しています。
Word 2013エキスパート Part 1
Word 2013エキスパート Part 2
Excel 2013 [選択1科目]
PowerPoint 2013 、Access 2013、Outlook 2013のいずれか
【Excelコース】
Excel コースは、Excelの上級スキルを取得することに焦点を当てます。これにWord 2013(一般)と選択1科目を取得することで、大規模なデータの取り扱いや、Officeを使ってデータを扱う業務に必要なスキルを持っていることを証明できます。会計、財務、データベース管理、調査などの分野でのキャリアを目指す人に適しています。
Excel 2013エキスパート Part 1
Excel 2013エキスパート Part 2
Word 2013 [選択1科目]
PowerPoint 2013 、Access 2013、Outlook 2013のいずれか
【エキスパートコース】
WordとExcelの上級スキルを持っていることをアピールする場合は、エキスパートコースが適しています。
Word、Excelの両方でエキスパートレベルの取得が必要です。
Word 2013エキスパート Part 1
Word 2013エキスパート Part 2
Excel 2013エキスパート Part 1
Excel 2013エキスパート Part 2 [選択1科目]
なし
MOS 2010マスター
Office2010バージョンの一般スキルから上級スキルまで、総合的なスキルを証明します。
Excel 2010 エキスパート
Word 2010 エキスパート
PowerPoint 2010 [選択1科目]
Access 2010またはOutlook 2010
取得条件を満たした方にマスター認定証が無料で発行されます。
こちらの記事では受験料に関して調べてみました。合わせてごらんください↓↓↓
>>MOS受験料が高いのはなぜ?安く済ませる方法を知りたいあなたへ
MOSマスターの認定証に関する5つの疑問!
MOSマスターの認定証に関する次の5つの疑問を紹介します。
②科目ごとにバージョンが異なる場合はどうなの?
③改姓しましたが、改姓前に取得した科目がある場合はどうなの?
④認定日はいつになるの?
⑤履歴書への記載方法は?
一つ一つみていきましょう。
①科目ごとに受験者IDが異なる場合はどうなの?
複数の受験者IDでマスター認定条件の試験科目を取得されると、認定証は自動発行されません。
MOS公式ページの「受験者IDの統合」ページから「受験者ID」の統合を申請が必要になります。
「受験者ID」が1つに統合されたのちに、「Master認定証」が自動的に発行されます。
②科目ごとにバージョンが異なる場合はどうなの?
オフィス マスターは、同一バージョンで規定の科目に合格することが認定条件になります。バージョンが混在していると認定条件を満たしたことになりません。
私のようにWord2007、Excel2007、Powerpoint2010とすでに混在して持っている方は、2パターンの取得方法があります。
①2010のバージョンに合わせて取得しなおす。(2007は終了の為)
②最新バージョン2013、2016で取得しなおす。
わたしの場合は、現状、自分のパソコンにオフィス2016が入っているため、2016で取得しなおします。
③改姓しましたが、改姓前に取得した科目がある場合はどうなの?
改姓により受験者IDを取得しなおした場合はオフィス マスターに自動認定されません。改姓にともない認定申請された方は、ご本人様確認のため身分証明書を提示いただく場合があります。
基本、自動認定の対象とならない方は、「マイクロソフト オフィス スペシャリスト マスターについて」の[認定証の発行]でオフィス マスター認定申請の方法をご確認ください。
④認定日はいつになるの?
オフィス マスターに自動認定された場合は、認定条件の試験科目のうち、最後の科目に合格した日付が認定日となります。
複数の受験者IDを統合するなど、マイクロソフトに申請したのちに認定された場合は、申請日が認定日となります。
⑤履歴書への記載方法は?
履歴書に記載する場合は、以下のように表記します。
Microsoft Office Specialist Master 取得 [例2]
マイクロソフト オフィス スペシャリスト マスター 取得
資格名「Microsoft Office Specialist」の短縮表記「MOS」を使用して、以下のように表記しても結構です。
MOS Master 取得 [例4]
MOS マスター 取得
まとめ|MOSマスターを履歴書に書こう!希少価値のある資格だから
MOSマスターは、同一バージョン内(Office 2016、Office 2013、Office 2010)で所定の4科目に合格した方に贈られる栄えある称号です。
MOSマスターの取得条件をクリアすると、複数のアプリケーションソフトの総合的なスキルを証明するマイクロソフト オフィス マスターの認定証が発行されます。
日本の人口15~64歳の方でMOSマスターを認定されている方は、約0.005%です。
MOSマスターは希少価値あります!
そこに価値を見出す方は、MOSマスター認定証を取得し、就職活動に是非役立たせてください。
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