こんにちは。ひちです。
社会人が働きながら資格勉強をするということは、「朝早く起きて勉強する」「夜遅くまで起きて勉強する」など朝型夜型問わず大抵の方は睡眠時間を削っています。
勉強をするために睡眠不足になり、勉強の内容が頭に入ってこないのでは本末転倒ですね。
短い時間で質の良い睡眠を確保するために今日から1つだけ寝る前の習慣を変えてみませんか?
睡眠のメカニズムを知ろう!
せわしい現代ではいつも3~4割の人が不眠を感じているそうです。
寝つきが悪い、眠りが浅いなどと感じる段階では、生活習慣の見直しで改善がみられますが、慢性化して日中の活動に影響がでてくると「不眠症」として病院での治療が必要になります。
そんなことにならないためにも、まずは睡眠3要素について理解を深めましょう。
睡眠は3つの要素によって調節されています。
【睡眠3要素】
睡眠系・・・疲れた分だけ脳を眠らせる
覚醒系・・・目覚めているため脳の活動を維持する
体内時計系・・・全身を日中は活動状態、夜は休息状態にする
疲れた分だけ脳を眠らせる「睡眠系」
脳を眠らせるには「睡眠物資」が蓄積して疲れた分だけ脳を眠らせる恒常性維持機構(こうじょうせいいじきこう)が働きます。
目覚めているため脳の活動を維持する「覚醒系」
覚醒調節機構は目覚めているときに脳の活動を維持する働きをします。
全身を日中は活動状態、夜は休息状態にする「体内時計系」
体内時計系は日中は活動状態、夜は休息状態にするリズムをつくっています。
体内時計は、脳の前部の視交叉上核(しこうさじょうかく)という所にあります。
朝、目には行った外の光を受け、時計をリセットすることで覚醒モードに移行します。
夜は「メラトニン」というホルモンの分泌により、しっかり睡眠モードに移行します。
このように睡眠モードに移行することで日周リズムをとります。
これが何らかの形で逆らうことになると不眠を起こります。
生体の睡眠メカニズムと実際の生活パターンをうまく一致させ、無理なく寝られるようにすることが大切です。
日中は活動状態、夜は休息状態にする「体内時計系」の機能がしっかりしてこそ、目覚めているときに脳の活動を維持する「覚醒系」と疲れた分だけ脳を眠らせる「睡眠系」の機能がより効果的になります。
寝る前スマホは封印!今日からはじめられる快眠習慣
体内時計の乱れはメラトニンというホルモンの分泌が非常に関係しています。
メラトニンの役割は体温や脈拍数、血圧などを低下させ、人を休息や睡眠に誘うことです。
メラトニンは強い光を浴びると分泌量が減り、反対に暗いところにいると分泌量が増えるため、人は夜になると眠るのです。
スマホ、パソコン、タブレット、テレビなどから発せられる光によって、脳が「昼間だ」と錯覚し、メラトニンの分泌量が抑制されます。
すると、脳が覚醒し、眠りそう 浅いなどの睡眠障害を引き起こしやすくなります。
画面を間近で見るスマホは特に要注意と厚生労働省も警鐘を鳴らしています。
スマホは手の届かないところへ、寝る前の使用を控えよう
睡眠不足は注意力や作業能率の低下を招き、資格勉強の非効率だけでなく、仕事のミスを引き起こす可能性があります。
また、睡眠不足が長く続くと、疲れを蓄積し、疲労回復がはかれません。
「寝付けないなぁ」
「眠りが浅いかも」
「全然疲れがとれない」
自覚症状を感じるようならば、寝床から手の届かない所にスマホを置く、メールやLINEなどをする時間を決めるなど、「寝る前スマホ」を控えるようにしてみては?
体内時計系3つの改善方法(スマホ対策)
①睡眠2時間前(最低でも1時間前)はできるだけスマホを見ない。
②画面の明るさを暗めに設定する。
③画面から発するブルーライトをカットするメガネやフィルターを使う。
スマホだけでなく、夕方以降は部屋の照明を間接照明などに切り替え、部屋全体を暗めにすることも体内時計系の改善に効果的です。
まとめ
社会人が働きながら資格勉強をするということは、自己成長にとってはとてもいいことです。ただし、その勉強のために睡眠不足になり、仕事や日常の生活に悪い方向に影響が出るようでは、自己成長を励む社会人として情けないことです。
今日から1つ、寝る前の習慣を変えてみることで資格試験の勉強の質が上がります。
是非、心がけてみてくださいね。
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