「簿記2級を受けたいんだけど、どんなテキストがいいかな?」
迷わず、おすすめします!
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簿記2級のテキストは、TAC出版で決まりです!
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私は、簿記2級のテキストを購入する際に、いろんなテキストをみてTAC出版のテキストを3冊選びました。
そして、簿記2級に独学で合格することができました。
本記事では、TAC出版のテキストからみる資格テキスト選びのポイントや実際に私が選んだ簿記2級テキストなどをご紹介いたします。
これから簿記2級を独学勉強される方の参考になれば幸いです。
私が選んだTAC出版の簿記2級テキストはこの3冊!
TAC出版のテキストは「教科書」「問題集」「過去問題集」の3種類あればOKです。
簿記2級は、簿記3級にあった「商業簿記」の範囲を広くし、さらに「工業簿記」が新しく範囲として入ってきます。
教科書も問題集も「商業簿記」と「工業簿記」で分けられるため、テキストは2倍に増えてしまいます。
そこで、私が選んだのは「テキスト&問題集一体型タイプ」の「スッキリわかるシリーズ」!
要するにテキストの教科書と問題集が1冊にまとめられているテキストです。
②「工業簿記」テキスト&問題集一体型 1冊
そして、過去の試験問題が過去12回分そのまま出題されている過去問題集1冊です。
合計3冊です。
「商業簿記」テキスト&問題集一体型
スッキリわかるシリーズ スッキリわかる 日商簿記2級 第14版
滝澤ななみ 著
「工業簿記」テキスト&問題集一体型
スッキリわかるシリーズ スッキリわかる 工業簿記2級 第9版
滝澤ななみ 著
過去問題集
合格するための過去問題集日商簿記2級 2022年春夏検定対策
TAC株式会社(簿記検定講座)
この3つのテキストを次のような順で勉強しました。
↓↑
「工業簿記」テキスト&問題集一体型 1冊
↓↑
「過去問題集」簿記検定試験形式の問題集 1冊
しかし、簿記3級の時と違って「商業簿記」と「工業簿記」の範囲が広いため、過去問題集をするころには、はじめに勉強した内容はほとんど忘れてしまいます。
過去問題集でわからないところがあったら、その都度、基礎となる「商業簿記」と「工業簿記」のテキストを振り返るという方法をとりました。
なぜ、そうしたかというと、過去問題集は過去の試験をそのまま出題されています。
試験当日の時間配分や雰囲気を身体に覚えさせるために、過去問題集を何度も繰り返します。
過去の試験問題を1回終わるのに、はじめは試験時間の倍以上かかりますが、何度かするうちに時間内に終わるようになります。
そして、いろんな過去の試験問題をしていくうちに、自分の得意な問題や苦手な問題を考慮した時間配分がわかってきます。
TAC出版は「テキスト選びの3つのポイント」がおさえられている!
資格のテキストを選ぶにあたって次の3つのポイントをおさえておくと、テキスト選びの失敗は避けることができます。
【テキスト選びの3つのポイント】
ポイント1: テキストの表紙と帯を確認せずに買ってはいけない!
ポイント2: テキストの後ろのページのところにある奥付を確認せずに買ってはいけない!
ポイント3: テキストの中身を最後まで見ずに買ってはいけない!
TAC出版の簿記2級のテキストがいい理由をこの3つのポイントになぞらえてお伝えしますね。
ポイント1:テキストの表紙と帯を確認せずに買ってはいけない!
簿記のテキストを購入する際は、まず、テキストの表紙と帯を確認してください。
「新出題区分対応書籍」になっていますか?
上の写真では、テキストの帯に「今年度の試験範囲にしっかり対応」と書いてありますね。
TAC出版の簿記2級テキストは、もちろん「新出題区分対応書籍」になっています。
なぜ「新出題区分対応書籍」でなければならないかというと、簿記検定試験では、これまでの会計諸基準の設定・改訂および関係法令の制定・改正等を踏まえ、出題区分表を改定されていくからです。
もしテキストが、最新の「新出題区分対応書籍」でなかったら?
過去に受かった友人からテキストを譲り受けることもしてもいいですが、せいぜい1~2年前にしておきましょう。
その場合は、仕上げの過去問題集だけでも「出題区分表」の改定後の最新版を買うといいですよ。
ポイント2:テキストの後ろのページのところにある奥付を確認せずに買ってはいけない!
本の後ろのページのところにある奥付を確認したことがありますか?
この奥付からわかることは、2つあります。
- 歴史あるテキストかどうか?
- テキストが最新版かどうか?
TAC出版の「スッキリわかるシリーズ」は、2007年から発売されている10年以上の実績のあるテキストです。
最近は、同じTAC出版の2012年に発売された「こんなの欲しかったシリーズ」も人気あります。
それでも「スッキリわかるシリーズ」が引き続き改訂されていくのは、昔から愛されている「歴史あるテキスト」である証拠ですよね。
また、「テキストが最新版かどうか?」も奥付でわかります。
それは、簿記のテキストが最新の「簿記検定試験出題区分表」に対応した内容に改訂されているかどうかを確認するためです。
「よし、表紙に『新出題区分表改訂』とかいてあるから大丈夫だ」
と思って購入してみたら、前年度のテキストだったということも・・・
何故そういうことが起こるかというと、テキストを買うのが早すぎるからです。
たとえば
「今年の目標は、6月に簿記3級合格!」
正月に目標を立てて、1月中にテキストを購入すると、実は今年度の最新版ではありません。
出版社によって異なりますが、TAC出版の場合は、例年2月下旬に簿記2級のテキストの最新版が発行されます。
簿記検定は6月から新年度スタートになるため、1月中に6月の簿記検定試験用でテキストを購入すると、新しく改訂された問題を知らないまま試験をうけることになりかねません。
どんな資格試験でもいえることですが、簿記検定資格試験では、新しく加わった改訂内容について出題されることが多いので、できる限り最新版を購入するべきです。
だいたい裏表紙をめくるとありますが、中のほうに書いてある場合もあるのでしっかりチェックしてみてくださいね。
ポイント3:テキストの中身を最後まで見ずに買ってはいけない!
テキストの中身は、勉強の継続に一役かってくれます。
文字ばかりのテキストでは、眠くなってしまう場合があります。
イラストが多いテキストでは、出題範囲を全て網羅されておらず、補助テキストが必要になる場合もあります。
TAC出版のテキストは、文字が多すぎることもなく、イラストは難しい簿記の問題のイメージがわきやすい工夫がされています。
「このテキストを毎日開きたいか?」
結局は、自分好みになるのですが、簿記3級の勉強をしていく上で、継続的に使うテキストが「わかりにくくて開きたくない」では、非常に残念です。
テキストや問題集の中身は、勉強を継続できるかどうかの一部になっているので、よく中身を見て選びましょう。
時間があったら他のテキストも!
簿記2級の勉強は、3冊あれば十分ですが、時間に余裕があるなら他のテキストも見ておきましょう。
とくに「みんなが欲しかったシリーズ」は、私が簿記検定を受けたときにはまだ発売されておらず、こちらもカラーのイラストや図が多く使われていて、わかりやすいと評判です。
「みんなが欲しかったシリーズ」は、教科書と問題集と別になっているため、「商業簿記」と「工業簿記」で4冊になります。
過去問題集などを合わせると5~6冊になります。
テキストが増えますが、簿記の難しい部分をカラーのイラストや図でしっかりサポートしてくれます。
みんなが欲しかったシリーズ
教科書
みんなが欲しかった 簿記の教科書 日商2級 商業簿記 第10版
滝澤 ななみ 著
みんなが欲しかった 簿記の教科書 日商2級 工業簿記 第7版
滝澤 ななみ 著
問題集
みんなが欲しかった 簿記の問題集 日商2級 商業簿記 第11版
滝澤 ななみ 著
みんなが欲しかった 簿記の問題集 日商2級 工業簿記 第10版
滝澤 ななみ 著
過去問題集
スッキリうかる 日商簿記2級 本試験予想問題集 2022年度
滝澤ななみ 監修/TAC出版開発グループ 著
直前予想問題集
第160回をあてるTAC直前予想 日商簿記2級
TAC株式会社(簿記検定講座) 編著
まとめ
TAC出版のテキストは「教科書」「問題集」「過去問題集」の3種類あればOKです。
簿記2級は、簿記3級にあった「商業簿記」の範囲を広くし、さらに「工業簿記」が新しく範囲として入ってきます。
教科書も問題集も「商業簿記」と「工業簿記」で分けられるため、テキストは2倍に増えてしまいます。
そこで、私が選んだのは「テキスト&問題集一体型タイプ」の「スッキリわかるシリーズ」でした。
要するにテキストの教科書と問題集が1冊にまとめられているテキストです。
「工業簿記」テキスト&問題集一体型タイプ 1冊
そして、過去の試験問題がそのまま出題されている過去問題集1冊です。
合計3冊です。
試験当日までの数か月間、自分にとって楽しく勉強できそうな、見ていても飽きないようなTAC出版のテキストを選ぶことで、飽きることなく独学勉強をすすめることができ、簿記2級合格へ一歩一歩近づくことでしょう。
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