社会人が資格勉強をするとき、集中できる環境ってなかなかないですよね。
学生の頃は、学校であったり、図書館であったり、自分の部屋であったりと、わりと環境が整っていたのではないでしょうか?
しかし、社会人になると、学校での勉強時間が会社での仕事時間になり、さらに主婦になれば仕事後も家事育児で自由時間が減り、実質自分自身の部屋もなくなります。
実は社会人の資格勉強が時間確保ができないだけではなく、資格勉強をする勉強する場所にも頭を悩ませるのです。
社会人は、一人で資格勉強に集中できる環境が作りにくいのか?
そんなことはありません。
本記事では、社会人が資格勉強に集中できる環境を「勉強場所」という視点でお話します!
社会人の集中力がアップする7つの勉強場所!
社会人が資格勉強に集中できる環境をつくることはとても大切です。
限られた時間でいろんなことを吸収するのは、集中しやすい「勉強場所」がポイントになります。
私が実際に利用している7つの勉強場所をご紹介します。
- 自宅での資格勉強
- 会社での資格勉強
- 車の中での資格勉強
- 電車の中での資格勉強
- カフェや喫茶店での資格勉強
- 市立図書館や県立図書館での資格勉強
- 大学内の図書館での資格勉強
それでは、ひとつずつ見ていきますね!
①自宅での資格勉強
自宅での資格勉強は、誘惑が多いです。
テレビ、本、パソコンなど、ついつい「ちょっと休憩」と言って遊んでしまい、資格勉強に集中できません。
勉強スペースにそういったものがない状況をつくって勉強するといいですね。
朝型、夜型とよくききますが、社会人は朝型がおすすめです。
前日の仕事の疲れをしっかり睡眠で回復させ、すがすがしい朝に資格勉強すると、集中できます。
集中してスッキリした脳になった状態で仕事に行けば、仕事の効率化にもなり、残業も減らせ、よく体が休めて、次の日の朝も集中して資格勉強に取り組めます。
②会社での資格勉強
会社での資格勉強時間は、仕事前、昼休み、仕事後と時間がとれそうです。
しかし、会社にいるというだけで、仕事の用事を頼まれたり電話応対したりと、勤務時間でなくてもすることが何気にあって、正直、集中できません。
ガッチリ勉強ではなく、スキマ時間に「一問一答」のような数問だけ解く感覚でできる勉強スタイルがいいですね。
スマホのアプリとかで勉強するのもいいですよ。
私は宅建士の資格勉強をしたとき、宅建のテキストにあった無料特典「スマホ学習用の例題」をダウンロードして、前日や朝に勉強した内容の復習時間にしていました。
③車の中での資格勉強
運転中の勉強は危ないのでおすすめしませんが、スピードラーニングのような音から取り入れる勉強方法ならありますよね?
音から勉強できる教材であれば、運転中にでも資格勉強をすることはできます。
ただし、運転に差し障りない程度に取り入れなくてはなりません。
④電車の中での資格勉強
学生の頃は電車通学でした。
期末試験前は教科書や単語表を片手にみんなが勉強していました。
社会人になって電車に乗る機会は減りましたが、何かの機会で電車に乗るときは勉強に関連した本やスマホで教材動画を視聴するためにイヤホンなどを持っていきますね。
電車通勤の移動時間は、貴重な勉強時間で、書くこと以外の勉強スタイルなら何でも集中して勉強できますね。
⑤カフェや喫茶店での資格勉強
お店の中にパソコンOKなスペースを設けてあるカフェや喫茶店がありますね。
そういったスペースがあると、コーヒー片手に勉強や仕事をしたい人が集まるので勉強に集中しやすいです。
お店の場所や時間帯によっては、店全体が賑やかで集中しにくい場合もありますので、お店の場所や時間帯が自分にとっていい状態ををみつけられるといいですね。
⑥市立図書館や県立図書館での資格勉強
市立図書館や県立図書館といった公共の図書館は、社会人の資格勉強場所の王道ではないでしょうか?
静かで落ち着いた空間は、資格勉強をするのにもってこいです。
かなり集中できます。
ただし、学校の試験前や大学受験前などは、学生さんがたくさんきます。
座る席の争奪戦になるため、図書館の開館前から長蛇の列になります。
私がよく行く図書館は、学生さんの試験の時期など関係なく混むのでいつも開館前に並びます。社会人の方が結構いらっしゃいます。
そのくらい図書館での勉強は王道なんですね。
⑦大学内の図書館での資格勉強
同じ図書館でも、大学内の図書館に行こうと思う方は、あまりいないのではないでしょうか?
実は、大学内の図書館の一般人の使用はできます。
どのようにすれば、大学内の図書館が利用できるかというと、大学内の図書館受付で利用カードを作るだけでいいんです。
図書館にもよると思いますが、利用カードを持っていないと大学内の図書館に入館できない仕組みになっています。
各大学のホームページに、一般の方に向けた大学内の図書館の利用方法が出ていますので確認してください。
ほぼ学生しかいませんが、市立図書館や県立図書館よりも静かで勉強に集中できます。
自分にあった勉強場所と勉強スタイルで集中力アップ!
社会人の勉強場所を7つご紹介いたしました。
いかがですか?
自分に合いそうな勉強場所は見つかりましたか?
あなたが勉強場所を気にしているのは、勉強中に集中力が続かないというのが不安だからではないでしょうか?
勉強する場所というのは重要ですが、根本的に重要なのは「集中力」です。
集中力がなかったらどんな場所に行こうとも、勉強が頭に入ってきません。
そこで、私が行なっている簡単に集中力を上げる方法を3つご紹介いたします。
①周りに勉強以外のモノを置かない。
勉強以外のモノがあると視界に入ってきて気になってしまいます。
スッキリした机の上で、テレビや本など誘惑するものがない環境を作ります。
②はじめる前に、ティータイムをする。
ちょっとした儀式ですね。
コーヒーを飲んだら勉強モードに頭を切り替えます。
家でのティータイムでもいいですが、カフェに行くほうがよりリラックスモードに入り、その後の勉強効率が上がります。
③音楽を聴く。
勉強中の音楽も取り入れ方によっては、リラックス効果と集中力を高める効果もありますので、おすすめです。
例えば、勉強の内容ごとに音楽を変えてみると「この曲を聴いたらパソコン検定の勉強をしたくなる」といった試合に入る前の選手のような自分の気持ちを高めるテーマソング的な効果があります。
その他にも音楽を聞くことの効果を紹介してある記事がありますので、よかったら読んでください。
また、自分に合った勉強場所と勉強スタイルで集中力アップするためには、その場所でどんな勉強スタイルをするかにもよります。
- テキストを読むのか?
- 問題を解くのか?
- 教材動画を視聴するのか?
- 勉強アプリで問題を解くのか? など
自分に合った勉強場所とその場所に適した勉強スタイルを組み合わせることで、集中力がアップし、より学びたいことを自分のモノにしていけるのです。
まとめ
社会人が資格勉強に集中できる環境の一つである「勉強場所」は重要です。
限られた時間でいろんなことを吸収するのは、集中しやすい「勉強場所」がポイントになります。
私が実際に利用している7つの勉強場所をご紹介します。
- 自宅での資格勉強
- 会社での資格勉強
- 車の中での資格勉強
- 電車の中での資格勉強
- カフェや喫茶店での資格勉強
- 市立図書館や県立図書館での資格勉強
- 大学内の図書館での資格勉強
自分に合った勉強場所とその場所に適した勉強スタイルを組み合わせることで、集中力を高め、目指す自分に近づきましょう!
しかしながら、「自分に合った勉強場所や勉強スタイル」を見つけたとしても、社会人が資格勉強で集中力を持続させるのは思った以上に難しい場合があります。
社会人の資格勉強は仕事が終わった後や、朝早く起きて出勤前にするなど、限られた時間になるからです。
その限られた時間を有効に過ごすために、適度に休憩をはさんで目や肩の疲労を和らげましょう!
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