損害保険募集人一般試験の難易度はどのくらいでしょうか?
はじめに答えをはっきり言います!
損害保険募集人一般試験は、60代70代でも受かる易しい試験です。
本記事では、損害保険募集人一般試験がどのくらいやさしいのかをお伝えしていきます。
だからと言ってノー勉強で試験に挑むのは無謀ですが、一般的な資格試験よりは肩の力を抜いて受けていただけるのではないでしょうか?
2010年から損害保険募集人である私が初回の試験から更新試験を受けてみての所感をお伝えしますので、是非最後までお読みください。
損害保険募集人一般試験の難易度は?
損害保険募集人は、多額のお金が関わっているうえに保険の説明をきちんとしないといけません。
それ故に試験の難易度を難しいと感じられる方も多いようです。
しかし、損害保険募集人一般試験の難易度は「易しい」です。
勤務先の上司は「一般的な知識が多いから」とノー勉強で合格していますし、70代のベテランさんも60代の知人も2週間~1ヶ月の勉強で合格を勝ち取っていました。
しかも、60代の知人は試験当日に謎の腹痛で意識がもうろうとしていたのに高得点で合格しています。
そう考えると、損害保険募集人一般試験は、保険の説明に関することを普段から正しく理解して損害保険募集人として活動していれば、更新試験は問題ありません。
もちろん初めての試験であっても、1ヶ月程度の勉強で難なくクリアできるので、難易度は「易しい」と言えるでしょう。
損害保険募集人一般試験の合格率は?
損害保険募集人一般試験は4つの単位でできており、合格基準はそれぞれの単位で70点以上となっています。
単位 | 試験時間 | 解答数 | 配点 | 合格基準 |
基礎単位 | 40分 | 50 | 各2点(100点満点) | 70点 |
自動車保険単位 | 40分 | 20 | 各5点(100点満点) | 70点 |
火災保険単位 | 40分 | 20 | 各5点(100点満点) | 70点 |
傷害疾病保険単位 | 40分 | 20 | 各5点(100点満点) | 70点 |
合格率は非公開ではありますが、私の勤務先では、ほぼ全員一発合格しているため、合格率90%超とみてよいでしょう。
このように合格率が高いのも、損害保険募集人一般試験の難易度が易しいということもありますし、仕事をするのになくてはならない資格なので、受験者の試験に対する打ち込み方が違うからかもしれません。
損害保険募集人一般試験の難易度を各試験の体験からお伝えします!
私は2010年に損害保険募集人の基礎単位を初めて受けて、それから商品単位も含め、一度も落ちたことはありません。
損害保険募集人一般試験の難易度を各試験の体験からお伝えします!
2010年12月13日 基礎単位
基礎単位を初めて受けたときは、テキストと問題集で勉強し、筆記試験でした。
筆記試験と言っても、正誤問題や4択問題といったマークシート形式です。
教材はテキストと問題集でしたが、1ヶ月前に渡されて、本格的に勉強開始したのが3週間前でした。
家事育児が終わった22時頃からの勉強でしたので、テキストを読むだけで精一杯。
結局、問題集は全部終わらすことはできませんでした。
そんな状態でも損害保険募集人一般試験の基礎単位に一発で合格できました。
2012年12月8日 自動車保険単位、火災保険単位、傷害疾病保険単位
商品単位である自動車保険単位、火災保険単位、傷害疾病保険単位は、2012年から新しく出てきた単位です。
同時に試験形式も筆記試験からコンピュータ試験に変更になりました。
正誤問題や4択問題といったマークシート形式は同じです。
試験問題と解答記入が紙だったのが、すべてパソコンになったというだけです。
教材はテキストと問題集です。
3単位を一度に受けるために、「テキストを読んで問題集を解く」を1ヶ月ひたすら勉強しました。
ただ、前回と違うところは、初めてのコンピュータ試験ということで、CBT体験版が誰でもパソコンでできるようになったこと。
各単位2問ずつではありますが、実際の試験を事前に体験できました。
そのおかげで、当日は初めてのコンピューター試験にもかかわらず、一発合格できました。
2015年12月3日 基礎単位(更新試験)
教材はテキストと問題集です。
コンピュータ試験のCBT体験版もあります。
2012年12月8日 自動車保険単位、火災保険単位、傷害疾病保険単位の時と同様です。
ここで、私は勉強法を変えました。
いつもしていた「テキストを読んで問題集を解く」という方法から、「過去問や模擬試験を先にしてみて、今の実力を確認し、わからないところだけテキストで確認する」という方法に切りかえました。
この方法は、更新試験だからこそできるやり方です。
このやり方のおかげで1週間くらいの勉強で試験合格できました。
2017年12月8日 自動車保険単位、火災保険単位、傷害疾病保険単位(更新試験)
教材はテキストだけです。
問題集がなくなりました。
コンピュータ試験のCBT体験版もあります。
問題集がなくなった理由は、日本損害保険協会による「損保代理店試験 学習サイト」で試験勉強ができるようになったからです。
実際に「損保代理店試験 学習サイト」を利用して損害保険募集人一般試験の勉強をしたところ、問題集どころか、テキストも必要ないのでは?と思うほどの充実ぶりでした。
3単位にもかかわらず1週間程度の勉強で合格することが出来ました。
>>損害保険募集人一般試験の勉強方法!テキスト不要の学習サイト!!
2020年12月23日 基礎単位(更新試験)
教材はテキストです。
コンピュータ試験のCBT体験版もあります。
2017年の更新試験と同じですね。
しかし、今回は前回勉強で使った「損保代理店試験 学習サイト」があまりにも優秀だったことと、基礎単位だけの試験なので、テキストを使わずに「損保代理店試験 学習サイト」の模擬試験だけで2時間勉強しました。
「損保代理店試験 学習サイト」の模擬試験を3回したところ、3回とも80点前後取れていたので、そのまま試験当日を迎えました。
今回は新型コロナウイルス感染の影響があり、2020年7月から2021年2月までオンライン試験も可能になっています。
せっかくなので、勤務先の一室で1人オンライン試験をしました。
もちろん、即合格です!!!
2023年1月20日 自動車保険単位、火災保険単位、傷害疾病保険単位(更新試験)
新型コロナウイルス感染の影響により、引き続きオンライン試験も可能になっています。
(※1/20の試験後に更新します)
まとめ|損害保険募集人一般試験の難易度は超やさしい!確実に合格していこう!!
損害保険募集人は、多額のお金が関わっているうえに保険の説明をきちんとしないといけません。
それ故に試験の難易度を難しいと感じられる方も多いようですが、試験自体は「易しい」です。
損害保険募集人一般試験は、保険の説明に関することを普段から正しく理解して損害保険募集人として活動していれば、更新試験は問題ありません。
もちろん初めての試験であっても、1ヶ月程度の勉強で難なくクリアできるので、肩の力を抜いてしっかり勉強して挑むとよいでしょう。
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