巡回監査士試験の試験問題の出題形式は?試験当日を体験者が語る!

試験当日 巡回監査士のコト

 

 

巡回監査士試験が平成29年11月1日(水)に行われました。

 

試験問題は例題集から数字を変えて出題されると先輩からきいていたため、例題集を何度もくりかえしました。

 

ところが、実際の試験問題は例題集の数字を変えただけではありませんでした。

 

問題自体をひと工夫アレンジされていたのです。

 

今回、巡回監査士試験の「法人税法」だけ受験した私が法人税法の試験当日のお話をいたしますね。

 

 

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「法人税法」試験問題は全部で4問!

4問

 

早速ですが、今回の巡回監査士「法人税法」の試験出題内容を少し紹介します。

 

1問:資本的支出と修繕費

2問:役員給与

3問:圧縮記帳

4問:寄付金

 

 

1問は、穴埋め問題でしたが、2~4問はもっぱら税務調整の計算でした。

実際の問題自体は、後日TKC全国会からPro Fitというサイトを通じて公表されます。

 

試験会場にて解答用紙、問題用紙が配られ、「始め!」の合図で、この問題を見た瞬間、ちゃんと勉強していれば、合格できる問題だと率直に感じました。

 

ただ、私は4問目の寄付金の勉強が間に合わなかったので合格点にいかないことも同時に感じました。

 

というのも、合格点は70点以上。

4問目の配点は30点。

 

4問目をまるまる落としてしまうことになるので、致し方ありません。

万一、1~3問が満点であれば合格になりますが・・・

 

試験問題内容については、会社の先輩から「試験問題は例題集の問題から数字を変えて出るだけ」ときいていました。

 

実際は、数字だけでなく、問題自体もひと工夫されていました。

 

要するに、巡回監査士試験は、「例題集ではこうだったけど、こちらのパターンになるとどうなるかな?」という出題になっています。

 

「もちろん周辺知識もちゃんと身についてるよね?」が問われる試験なのだと感じました。

 

 

 

例題集の42問から4問出題された!

42問中の4問

 

巡回監査士の例題集の中身は3つの部分に分かれています。

①理論問題 1~14問(14問)

②個別問題 15~39門(25問)

③総合問題 40~42問(3問)

 

 

巡回監査士の試験問題は次の4つです。

1問:資本的支出と修繕費

2問:役員給与

3問:圧縮記帳

4問:寄付金

 

 

試験問題は、例題集のどの部分から出題されたのか下記のとおりです。

1問:資本的支出と修繕費ー②個別問題

2問:役員給与-②個別問題

3問:圧縮記帳ー②個別問題

4問:寄付金ー③総合問題の一部

 

 

試験時間が45分間だったため、総合問題は出ないと予測していました。

勉強が間に合わなかった4問目の寄付金は、例題集の総合問題の一部分を切りだし、内容を少し変えて出題されていました。

 

思わぬ誤算です。

 

勉強時間が足りないため、例題集の総合問題を切り離して勉強していたことがあだとなりました。

 

 

 

巡回監査士試験は何科目あるの?来年も受ける?

来年も受ける?

 

巡回監査士の試験科目は下記のとおりです。

今回は、急遽、巡回監査士試験を受けることに決めたことから、法人税法のみ受験しました。

来年はそういうわけには行きません。

しっかり、巡回監査士の研修や自主勉強して受験に備える必要があります。

 

試験科目

試験時間

受験料

合格基準

①所得税法

各科目

45分

巡回監査士補試験

各科目

1,620円

(税込み)

巡回監査士試験

各科目

2,160円

(税込み)

各科目

70%以上

②法人税法

③消費税法

④相続税法

⑤巡回監査Ⅰ

(職業倫理、巡回監査)

⑥巡回監査Ⅱ

(企業会計、経営助言)

 

巡回監査士はレポート提出があると聞いていましたが、平成28年より、レポート提出ではなく、「巡回監査Ⅰ」「巡回監査Ⅱ」の試験形式になりました。

 

平成28年より、レポート提出が試験になったり、試験時間が75分から45分に変わったりなどいろんな変更がありました。

 

民間資格になったことや、今までの試験形式に対していろんな意見が出たことが変更の要因になっているようです。

 

より質の高い巡回監査士を世に送り出すためには必要な変更なのでしょう。

 

来年は、春から始まる巡回監査士研修を受けてから挑みたいですね!

 

 

 

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まとめ

周辺知識の身につけ

 

今回の巡回監査士試験は「法人税法」のみ受験しました。

 

法人税法の出題内容は次のとおりです。

1問:資本的支出と修繕費

2問:役員給与

3問:圧縮記帳

4問:寄付金

 

 

1問は、穴埋め問題でしたが、2~4問はもっぱら税務調整の計算でした。

 

試験問題内容については、会社の先輩から「試験問題は例題集の問題から数字を変えて出るだけ」ときいていました。

 

実際は、数字だけでなく、問題自体もひと工夫されていました。

 

要するに、巡回監査士試験は、「例題集ではこうだったけど、こちらのパターンになるとどうなるかな?」という出題になっています。

 

「もちろん周辺知識もちゃんと身についてるよね?」が問われる試験なのですね!

 

正直なところ、今回ほど勉強時間の確保が十分ではなかった状況で資格試験を受けたのは初めてでした。

 

そんな状況でも、試験中は、試験問題のひと工夫されていることにテンションが上がりました。

 

不思議とワクワクして試験を楽しんでいたんです。

 

来年もそんな気持ちで試験勉強に取り組めるといいな~と思います。

 

 

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