巡回監査士の過去問は必要ない?!過去問がない理由とは?

過去問は?

資格勉強において過去問は資格試験攻略の要です。

過去問をするメリットは、出題傾向や出題数がわかることと、試験当日の時間配分をあらかじめ身体になじませることができることです。

資格試験の予行練習ができるというわけです。

しかし、巡回監査士の資格試験においては過去問は存在していません。

通常、資格試験といえば、テキスト、問題集、過去問題集、模擬試験など各社から試験対策用に発売されていますが、巡回監査士では過去問題集と模擬試験がありません。

それはなぜか?

今回は巡回監査士の資格試験に過去問がない理由と資格試験の概要を話します。

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巡回監査士の資格試験には過去問がない?!

過去問がない

はじめに、はっきり言います。

巡回監査士に資格試験には過去問がありません。

私は、8月お盆明けから、巡回監査士の資格試験勉強を始めました。

テキストと例題集は事前に会社を通じて購入済みです。

テキスト・・・巡回監査士補と巡回監査士のテキストは兼用になります。
例題集・・・巡回監査士専用の問題集です。

巡回監査士の資格試験は例題集から数字を変えて出題されますので、例題集さえ解けるようになり、しっかり理解できれば、合格できるということになります。

それゆえ、試験勉強も例題集を中心に勉強をすすめていきます。

例題集には、解答がありますが解説はありません。

テキストは、例題集の解説としても使います。

例題集の中身は3つの部分に分かれています。

①理論問題 1~14問(14問)
②個別問題 15~39門(25問)
③総合問題 40~42問(3問)

巡回監査士の資格試験は例題集から出題とはきいていても、実際の試験では、例題集の各分野がどのくらい出題されるのかわかりません。

そもそも、資格試験の出題総数すらわかりません。

過去問がない理由は?

何故ない?

過去問がない理由は公表されていません。

巡回監査士補の資格試験のころに気づいた「過去問がない理由」を話していきます。
巡回監査士の資格試験で過去問がない理由は2つあります。

①例題集からほぼ同じ問題が出題されるため

先ほども書いたとおり、巡回監査士の資格試験は、例題集とほぼ同じ問題が出ます。

例題集=過去問題集?

例題集は、過去の試験問題ではなく、今回の試験問題の例題集なので少し意味合いがちがいますよね。

ほぼ同じ問題がでるんだから、他の資格試験のように、わざわざ過去問題集をつくる必要ないということです。

②毎年の税制改正により、過去問の内容が現在にあっていない場合があるため

毎年、税制改正があります。

試験内容は大きく変わることはありませんが、税制改正された内容も試験問題で出題されます。

例えば、平成31年10月から消費税が8%から10%に上がります。軽減税率も出てきて、消費税の計算内容が変わります。

そんな中、過去問で消費税8%時代の問題を解くのに時間を割くのはもったいないです。

要するに、過去問の中には、現在の法令に合っていない問題があるため、過去問はありません。

以上の理由から「過去問が必要ない」とされるのではないかと思われます。

とはいっても、どんな試験問題がでたのか、せめて前年分でも知りたい!!

どうしても過去問が欲しい!

過去問が欲しい!

過去問が欲しい!

出題数はどのくらいあるのか?
理論問題、個別問題、総合問題からの出題バランスはどうなのか?
時間配分はどうすればいいか?

税理士事務所のベテラン職員であっても、試験に1発で受からないこともあります。

これが、実務と試験の違いなのです。

過去問が欲しい理由は、資格試験当日と同じ環境に身を置いて、資格試験に向けてシミュレーションしたいからです。

過去問は何年分も入りません。
前年の試験問題だけでも十分です。

前年の試験問題を知る方法は、2つあります。

1つめは、前年受けた人にもらうこと。
2つめは、TKC全国会会員の情報サイト(プロフィットといいます)に公開された「資格試験後の資格試験問題」を印刷すること

どちらもTKC全国会会員でなければ、実現可能ではないですね。

巡回監査士は、民間資格になったので、TKC全国会会員の税理士事務所職員でなくても受験可能になりました。

民間資格になったということは、巡回監査士は履歴書にも書ける資格になったのです。

日本中に巡回監査士を広めて、中小企業の成長、地域の活性化を望んでいるなら、今後は過去問や模擬試験を作ってもいいのではないでしょうか?

巡回監査士への道は、今、始まったばかり

これから

「巡回監査士」とは、どんなことができる仕事があるのか?

資格試験はどんな内容なのか?

簡単に説明しますね。

「巡回監査」とは、お客様の会社を訪問し、会社の状況を現場で把握し、会計帳簿や書類などのチェックをさせて頂くことを言います。

監査の中で、お客様の状況に応じ、経理指導経営助言リスクマネジメントなどの業務を行います。

「巡回監査」を実践することで、お客様の会社の「決算書」や「申告書」を作成し、その「決算書」や「申告書」は正しく作成されていることを保証しますという証明書である「書面添付」の実践をするために、新入職員のころから巡回監査能力を向上させることが必要になります。

会計事務所の業務の一つですね。

巡回監査能力を向上させるために、新入職員は入社して3年以内くらいに巡回監査士補の研修をうけ、「巡回監査士補」になります。

これは、会計事務所職員としての基礎を学ぶ職員研修の一環でもあります。

巡回監査能力をさらに向上させるために、その先を目指すことができます。

それが、「巡回監査士」です。

【巡回監査士資格の概要】

巡回監査士補試験(旧 中級職員実務試験)
※6科目の試験合格で巡回監査士補になります

巡回監査士試験(旧 上級職員実務試験) ←ここの1科目「法人税法」を受験!
※6科目の試験合格で巡回監査士試験合格者になります

巡回監査士資格認定
※認定証(カード)、バッチが贈呈されます

巡回監査士は、2年ごとに更新
※36時間の継続研修、指定する書籍のレポート提出が必要になります

【日程】

平成29年11月1日(水)10:00 ~ 16:30(毎年11月に行います

【時間割】

科目

所得税法

法人税法

消費税法

相続税法

巡回監査Ⅰ

巡回監査Ⅱ

開始

10:00

11:00

12:45

13:45

14:45

15:45

終了

10:45

11:45

13:30

14:30

15:30

16:30

備考

※各科目、開始15分前までに受付を済ませてください。

 11:45~12:45はお昼休憩となります。

【合格基準】

各科目70%以上の正答率で合格となります。
上記6科目に全て合格した者が資格合格者になります。

【出題形式】

巡回監査士例題集から数字を変更して出題されます。

巡回監査士の試験問題が例題集から出るのなら、例題集を丸暗記すればいいじゃん!

誰もがそう思います。

巡回監査士試験は、例題集から出題されるという資格試験なのに、平成28年度の合格率は、12.6%なのです。

6科目すべて受からなければならないところが、ハードルを上げているのかもしれません。

是非とも、試験対策の要となる過去問や模擬試験の問題集を作っていただきたいですね。

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まとめ

巡回監査士資格試験の過去問はありません。

過去問がない理由は、2つです。

①例題集からほぼ同じ問題が出題されるため
②毎年の税制改正により、過去問の内容が現在にあっていない場合があるため

前年の試験内容は、資格試験の後に公表されます。

その情報は、今のところ、TKC全国会会員しか得ることはできません。

巡回監査士は民間資格になりました。

「会計で会社を強くする」

そんなサポートができる巡回監査士の道はまだまだこれからです。

巡回監査士の普及を望む私としては、今後、過去問や模擬試験など受けやすい環境づくりを期待しています。

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