簿記2級に1回落ちた時、「簿記2級ムリ!諦めたほうがいいかな?」と一瞬感じました。
2月に簿記3級合格し、勢いに乗って6月に簿記2級合格目指して勉強していましたが、工業簿記が難しくて勉強時間が足らず不合格・・・
しかし、簿記2級に落ちたのは、勉強時間が足らなかっただけだろうか?ほかに何かあるのでは?と考え始めました。
そこでたどり着いたのが、過去問題集の使い方です。
勉強の仕方を変えたところ、次の11月の試験では簿記2級合格しました!
本記事では、簿記2級の過去問題集の必要性や勉強の仕方をお伝えします。
簿記2級を諦めたなんて簡単に言わずにコツコツ積み上げていきましょう!
簿記2級を諦めたなんてもったいない!もう一度考えよう!
簿記2級は合格率が低く、年々ハードルが上がってきています。
そのため、簿記2級を何度か受けてなかなか合格できず、もう諦めたという人はいるのではないでしょうか?
ここまで頑張ってきたのにもったいないです!
実は、ここからさらに頑張るか、今までの努力を簿記2級合格という形にしないかはあなた次第です。
次の簿記2級試験に向けてできることは、ただひとつ、「過去問題集」です!
簿記2級過去問題集は試験形式で解くのがベスト!
簿記2級において、過去問題集は最後の大仕上げです。
過去問題集を解いているかどうかで本番でかなり差が出ます。
通常、教科書や問題集などのテキストを利用して基礎的なところをコツコツ勉強してきます。
そして、最後に過去問題集を必ず解きましょう。
過去問題集とは、過去の試験問題なので、実際にどんな問題が出るのか例年の傾向がわかる問題集です。
基礎的なところを積み上げたら、実際に去年と同じ問題を試験形式で解いてみるのが一番です。
なぜなら、ここまで基礎を積み上げてきた現時点の実力がわかるからです。
過去問題集を試験と同じような形式で解いてみて時間内にすべて解き終わり、合格点に達していれば素晴らしいですが、初めて過去問題集をするときは上手くいかなものなので、何回も過去問題集を解いて、実際に試験問題になれるようにしましょう。
そうすることで、当日の試験問題の傾向や問題を解く時間配分などがイメージしやすくなりますので、簿記2級合格への道が開けるに違いありません。
過去問題集を1回解いて諦めないで!何度も身につけよう!!
簿記2級の受験科目は、商業簿記と工業簿記があります。
教科書や問題集などのテキストの段階では、商業簿記と工業簿記と分けて勉強します。
しかし、簿記2級の過去問題集では商業簿記と工業簿記は分けて解かないようにしましょう。
当日の試験通りに商業簿記と工業簿記を続けて解くことをおすすめします。
簿記2級の試験時間は、商業簿記と工業簿記をあわせて120分です(今は90分ですが、私が受験した時は120分でした。)。
2科目を休憩なしでするので試験中は時間配分と頭の切り替えが必要になります。
まず、過去問題集で自分の実力をみてみしょう!
私は初めて簿記2級の過去問題集を解いたとき、受験時間が120分のところ商業簿記だけで100分くらいかかりました。
残りの20分で工業簿記が解きおわるわけがありません。
続けて、工業簿記を解いてみたらどうだろうとしてみたところ、80分かかりました。
商業簿記 100分
工業簿記 80分
かなりオーバーしてますね。
実際に、過去問題集で失敗した勉強の仕方とは?
簿記2級の試験配分は商業簿記60点と工業簿記40点のあわせて100点です。
合格基準は、70点以上です。
そのため私は点数の配分の大きい商業簿記を受験時間120分の6割にあたる90分で解きおわるように過去問題集の商業簿記の部分だけ何度も繰り返しました。
商業簿記の部分が90分前後で解きおわるようになってきたころに過去問題集の工業簿記の部分をしようとしたときにはテキストと問題集でしてきたことを結構忘れていました。
過去問題集は試験形式で!しっかり身につけよう!!
簿記2級の商業簿記と工業簿記を別々で解き続けたところ、商業簿記の理解が深まることには工業簿記のほとんどを忘れてしまうという状態になっていました。
そこで、試験当日の環境で過去問題集に取り組むことにしたのです。
去年の過去問を試験形式で120分、商業簿記→工業簿記の出題形式のまま問題を解くことをやり続けました。
このやり方だと、常に2科目を繰り返すことになるので勉強したところの忘れ防止にもなります。
そのように勉強スタイルを変えたことで、試験当日で商業簿記と工業簿記の頭の切り替えが身に付くようにもなりました。
まとめ|簿記2級を諦めたなんてまだ早い!過去問というカギで突破しよう!!
簿記2級を諦めたなんてまだ早いです。
簿記2級は簿記3級の商業簿記の試験範囲より一気に広くなり工業簿記も入ってきます。
テキストや問題集の段階では商業簿記と工業簿記と分けて勉強します。
しかあい、過去問題集においては商業簿記と工業簿記は分けて解かずに、商業簿記と工業簿記を続けて試験通りの流れで解くことをおすすめします。
過去問題集を正しく使い、試験当日の環境の中に身を置き、問題の流れを十分に身体にたたきこむことで本番では実力を発揮できるのです。
簿記2級を諦めずにコツコツ積み重ねましょう!
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