簿記3級の独学って難しい?
簿記3級を独学でするのに必要なものはあるの?
これから簿記3級を独学で勉強しようと決意した時、はじめに考えるのが、どんなものが必要なのだろうかということではないでしょうか。
この記事では、簿記3級の独学の道を歩むあなたが、自分の目標を達成し、簿記3級の合格に近づくきっかけになればと思い、簿記3級独学経験者の私がお伝えしていきます。
簿記3級は独学でも十分大丈夫です!
簿記3級を独学で学びたいという気持ちを大切にしながら、一歩一歩進んでいきましょう。
簿記3級の独学に必要なもの5選
簿記3級の独学を始める際に、成功への第一歩は準備です。
テキストの選び方から勉強スケジュール、試験当日対策まで、独学でやっていくには一つ一つ効率よくこなしていくことが大切です。
ここでは、実際に私がしていた方法を紹介しますね。
テキストの選び方
はじめに、簿記3級を独学で勉強するためにおすすめの簿記テキストを紹介しますね!
基本は、教科書と問題集と過去問または直前対策の3冊でOKです。
問題集
過去問または直前対策
私は、TAC出版のテキストを使っています。
TAC出版のテキストは簿記初心者でもわかりやすく、効果的に勉強が出来るようになっています。
こちらの記事では、簿記3級を独学で勉強するための簿記テキストをいきなり買ってはいけない理由からテキストを買う前に知っておきたい3つのポイントをお伝えします。
テキスト選びに失敗しないことが、簿記合格への近道になりますよ。
>>簿記3級独学のためのテキスト!いきなり買ってはならない3つの理由とは?
スケジュールの設定
簿記3級の勉強時間は、ネット上では独学・通信講座問わず、50~150時間と言われています。
私の場合は、独学で120時間くらいかかりました。
2月の試験に向けて、前年の12月を過ぎてから1日1~2時間をコツコツ勉強してきました。
簿記のボの時も知らない状態から、しかも資格試験はほぼ初めてに近い状態からのスタートでしたので、ざっくりではありますが、1~2時間×約2か月やっていこう!というスケジュールでした。
当時は1歳くらいの子供がいましたので、自分時間がなかなかとれませんでした。1回15分のスキマ時間を合わせたら、きっと1日1~2時間になるだろうから、その時間を使って1問でも少しずつ解いていこうと思ったものです。
こちらの記事では、私が簿記3級合格までにかかった勉強時間と費用を公開しましたので、合わせてお読みください。
>>簿記3級独学の勉強時間と一発合格に実際かかった費用とは?
勉強計画の立て方
効果的な勉強計画を立てることで、目標に向かって進むことができます。
簿記3級の勉強方法は、簡単です。
②問題集を解く
③過去問・模擬試験を解く
基本は①と②を繰り返し、試験前には③を徹底的にする!
とても簡単な勉強方法ですし、範囲も広くないので独学でOKです。
しかし、小さな子供がいると思うように勉強ができません。
こちらの記事では、簿記初心者である主婦の私が簿記3級一発合格に導いた勉強方法を紹介しています。
>>簿記3級勉強方法は独学でOK!育児真っ只中主婦ならではスタイル
理解力を高める勉強方法
知識ゼロの初心者が、一から簿記3級の勉強を独学でしはじめたとき、簿記特有の仕訳と聞きなれない用語に頭を抱えます。
見たことがない世界は、無意識に苦手意識がつくものです。
仕訳って?
何?減価償却って?
そもそも計算が苦手なんですけど!
簿記3級を独学で勉強するときは、いきなり簿記の勘定科目や仕訳をみると意味不明でくじけそうになりがちです。
そんな場合には、事前に簿記3級でこういうことができるんだと全体のことを知ってからはじめたほうが理解度が増すことでしょう。
それを踏まえて、①テキストを読む、②問題集を解く、③過去問・模擬試験を解く、というように、基本は①と②を繰り返し、試験前には③を徹底的にすることで、早い段階で理解力を高めることができます。
こちらの記事では、簿記3級をやり始めて「簿記3級って難しい!独学なんて無理ー」と思っているあなたに、「なんだ、そういうことか」と簿記3級を難しく考えなくていいという話をしていますので、合わせてお読みください。
試験当日対策
最終的な試験対策を怠らないことが成功の鍵です。
試験当日は自分が思う以上にドキドキします。初めてならなおさらです。
試験会場は、学生さんから年配の方まで幅広い年齢層の方々で埋め尽くされます。
試験が始まる前は、みんながマーカーで線が引かれた教科書や赤字で書き込んだ問題集をがっちりみています。
試験会場の雰囲気に飲み込まれたら最後、普段の実力は答案用紙に反映されません。
その対策として過去問テキストを時間内に解く訓練は効果的です。
過去問をしてきている受験生は、自分で時間配分を効率的にできるようになっています。
事前に過去問テキストをしっかりしておけば、いつものとおりに自分のペースで解いていくことができますから、試験当日に焦らずに試験へ挑めるよう、過去問をしっかりしておきましょう!
>>簿記3級に過去問テキストは必須?試験対策は問題だけではない!
簿記3級の独学に挑戦する前に
簿記3級の独学を始める前に、独学についてしっかりと理解しましょう。
独学のメリットデメリットをしっておくことで、自分に独学が向いているのか、向いていないのか、の判断もできるでしょう。
簿記3級独学のメリット
独学のメリットは、自分のペースで学べることです。
自分の予定に合わせて学習時間を調整し、自分の理解度に合わせて進むことができます。
特に、家事育児をしながらの独学は、まとまった時間が取れず、スキマ時間を活用して少しずつ勉強していくことになるので、自分のペースで学べる独学はうってつけでしょう。
また、自分自身で問題を解決する力が養われ、自己管理能力も向上します。
簿記3級独学のデメリット
一方で、独学のデメリットは、孤独感やモチベーションの低下が起こることがあります。
子育てしていると、突然の発熱や予期しないことがたびたび起こります。そのたび、勉強が思うように進まず、孤独感やモチベーションの低下と向き合うことになります。
自分だけで学び続けることは孤立感を生むことがあるため、SNSでのコミュニティやサポートを求める方法も考えておくのもよいでしょう。
乗り越える方法としては、何のために簿記3級を取ろうとしたのか、目的を忘れず、常に初心にかえることです。
まとめ|簿記3級独学に必要なものを知って一発合格を目指そう!
ここまで、簿記3級の独学の道を歩むあなたが、自分の目標を達成し、簿記3級の合格に近づくきっかけになればと思い、簿記3級独学経験者の私がお伝えしていきました。
簿記3級の独学に必要なものは、次の5つです。
2. スケジュールの設定
3. 勉強計画の立て方
4. 理解力を高める勉強方法
5. 試験当日対策
簿記3級を独学で勉強するには、必要なもの以外にも、独学のデメリットである、孤独感やモチベーションの低下が起こることを乗り越えなくてはなりません。
しかし、簿記3級独学の道を選ぶあなたは、コツコツと経験を積み重ね、少しずつ自信をつけていける能力を兼ね備えています。
簿記3級を独学で合格できるよう、自分に合った道を選んで進んで行きましょう!
コメント